【40代編集部長の婚活記#281】40代独身、彼と過ごした20カ月でわかったこと
フラレて終わるばかりの恋愛
結局、今回もフラレて終わった恋愛。
ただ、後悔の気持ちはなかった。それはあの日、私ができる最大限のことは全部やったからかもしれない。
よく考えたら「結婚したいと思ってます」なんて、プロポーズの言葉よね。プロポーズなんて大それたことは考えてなくて、ただ彼と「ずっと一緒にいたい」と伝えたかっただけだった。そしたらあんな大胆な言葉になっちゃったわけで……。
もちろん、その気持ちにウソはない。本当に思っていたことを、伝えられたから。
だから、後悔はない
今回の失恋は、「空振り三振」みたいな感じだ。本気でやることは全部やったけれど、私の実力が足りなくてゲームセットを迎えた。カッコ悪い終わり方だったけどね。
そう考えると過去の恋愛は、「見逃し三振」だった。クールに一歩引いて、本気を出さないままゲームセット。なんだか斜に構えたままの終わり方だった気がする。
ずっと見逃し三振の恋愛ばかりを繰り返していたけれど、空振り三振をやってみて思った。カッコ悪いかもしれないけど、スッキリする。後悔がない。
やれるだけのことは全部やるって、素晴らしい。なんだ、もっと早くこのことに気づければよかったな。
年齢を言い訳にしていたけど
やるだけやったし、泣くだけ泣いた。それ以上に、好きなだけ好きになった。
40歳を迎える前から、もう一生恋愛しないんじゃないかって思っていたけど、私は40代で人を好きになった。10代、20代、30代の頃よりもずっと充実した恋愛だったし、人生で一番の大恋愛だったと思う。
以前の私は「もう40代だから」「いい年だから」と、年齢に縛られていたんだ。でも、40代で胸を張って「素敵な大恋愛をした」と言えるいま、恋愛でもなんでも年齢を理由にできないなんて言ってちゃいけないと気づいた。そんなの言い訳。何歳になってもできることが、たくさんある。
いますぐは無理かもしれないけれど……。またいつか、40代でも50代でも、恋愛できるときが来る。そんな気がした。
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