【40代編集部長の婚活記#284】「彼氏ナシ」に戻った40代独女、婚活のネクストステージは?
パワハラ、セクハラを受けても…
親友Y「我慢できたり、上手くあしらったりできてこそ一人前、カッコいいみたいなね」
アサミ「本当はイヤなことでもイヤって言えてなかったね」
親友Y「いまならパワハラ、セクハラで訴えたら勝てるようなこともあったね」
アサミ「そうそう。あるときの上司に『あんた、カ◯ワなの?』って差別用語を言われたことあるもん(苦笑)」
おそろしいことに昼間のオフィスでリアルに言われたこと。一発アウトな発言よね。
親友Y「そんなこと言われても頑張って耐えてたよね」
アサミ「差別用語を言われても『明日の朝イチまでに直しますから再チェックお願いします!』なんてね」
我慢が「当たり前」だった
親友Y「そうやって我慢するのが当たり前になってたんだろうね。仕事でも、恋愛でも」
アサミ「うん。最近それがわかってきた」
親友Y「どんな?」
アサミ「感情的にならないようにコントロールしたり、物わかりがいい女性になろうとしたり」
親友Y「わかる。なんか、そうならなきゃいけない気がしてた」
アサミ「私の場合、そういう無理をしたくないから30代後半のある時期から『もう恋人はいらない』って思った気がする」
恋人といい関係を築けた経験がなかったから、一人のほうがラクって思うようになったんだろうな。
人間関係で大切なこと
親友Y「恋人でも夫婦でも友達でも、我慢しない関係が当たり前でなくちゃね」
アサミ「そうそう。お互いに本音を言えてね」
親友Y「うれしいとか楽しいだけじゃなく、イヤとか苦手ってハッキリ言える関係性が大事じゃない」
アサミ「うん。それがラク。私たちみたいにね」
親友Yとは20代の頃、二人で海外旅行もした。とある島に行ったとき、私はマリンスポーツをやってみたいと言ったけど、彼女は興味がないから行かないと言って。夕食までお互いに自由行動なんてこともあった。
興味がないこと、イヤなことはお互いにハッキリ言うし、強要しない。でも各自の考えは否定せずに尊重する。そんな関係性を彼女とは築けていた。
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