センスよくなるにはどうすればいい?「 自分らしいセンス」の磨き方って?
本当の自分らしさって何だろう? 「自分らしく生きる」をひとつのテーマにしているOTONA SALONEですが、編集部長の浅見も、仕事や婚活などを通じて本当の自分らしさを見直している途中。
だから自分を構成する重要なファクターのひとつ「センス」についても疑問がたくさんあります。そもそもセンスって何?センス良くなるにはどうすればいいの?センスの磨き方ってあるの?日頃の疑問をおしゃれコラージュアーティスト 井上陽子さんにきいてみました。
そもそも「センスが良い」って何だろう?
浅見(以下A):こんにちは。まずはですね、部屋のインテリアだったり、ファッションだったり「センス良くなりたい!」って思ってる人って多いと思うんですよね。
井上(以下I):ですね。ところで、センスが良いって、なんだと思いますか?
時と場合や、ひとによって「センスが良い」って異なりますよね。
A:それ!それなんですよ。何?ってなるじゃないですか。
I:「センスが良い」ですけれど、わたしはその人のなかに「尺度がある」ことなのかなあと思うんです。自分にとって『何がセンスが良いことか』をちゃんと知ってる、というか。
A:それ、ありますね。
I:で、尺度を持っていて、さらにこだわりとかがあるのはもちろんなのですが、それがその人にしっくり来ているかどうか、他人から見ても変じゃない、行き過ぎてないという点も、わたしにとっては大事なんです。
A:なるほど。
I:良い感じで適度なバランスが取れてる人をわたしは「センスが良い」って思うのかなって感じてるんです。最近。でも、以前はぜんぜん違うふうに考えていたんですよ。
A:え、そうなんですか?
I:はい。たとえばなんですけど、いわゆる「アーティスト」って、自分が好きなものを追求してるひと、っていうイメージ無いですか?
A:あります!
I:だからそれに引っ張られて、自分がアーティストになったときに人に気に入られるために絵を描いたり作ったりするのは「カッコ悪い」って思ったんです。
A:たしかに。理解されなくても良い、自分の好きなものを作って、わかる人だけわかればいい、みたいな。
I:それってすごくかっこいいし、そうなりたいってずっと思ってたんですけど、自分自身をふりかえってみるとなんか違うなと思って。わたしはやっぱり、正直、自分の作品をみんなに気に入って欲しいし、お部屋とかに置いて欲しい。
だから、みんなにとっても嫌じゃないもの、で、なおかつ自分が心地いいものを作っていきたいなと。そんな分析ができてから、人とコミニケーションをとれるバランス感覚も「センスが良い」には必要だなーって思ったんです。「自分も心地いい、相手も心地いい」っていう感覚がある人をわたしはセンスが良いって思うな、って。
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