相手の気分を害さないために! 知っておきたい【名刺交換のタブー】10選(後編)

2022.03.12 WORK

初対面で会うやいなや、すかさず名刺交換をするのは日本の独特な習慣

日本では、会うとすぐに名刺交換をするのが習慣ですが、海外では通用しません。職場でもグローバル化が進む中、国際的には、出会った初めにご挨拶をしてすぐ名刺を渡すところはほとんどないことを覚えておくと良いでしょう。

日本では「まず名刺を見る」のに対して、海外では「まず、相手を見る」のです。国際社会では、他民族で構成されており、ゆえに、人間性を見るという習慣が長い歴史の中でできあがっているのです。

たとえばアメリカでは、会ってすぐの人に名刺は渡しません。まず、挨拶をして握手し、名前と要件を伝えます。そして本題の折衝を行い、互いの利益が合致してビジネスのスタートをさせることに合意した時、はじめてお互いの連絡先を交換しあうのが通例です。
これは、“相手の時間を尊ぶ”ことを重視するためと言われています。相手の貴重な時間を無駄にしないよう配慮するのが、多くの国の礼儀にかなっているようです。

 

お互いが同時に名刺を差し出した場合どうしたら良い?

ビジネスでの名刺交換では、相手と同時に名刺を差し出す場合が多いようです。この場合は、同時に受け渡しを行い、受け取った名刺は両手で持ちお相手の名前を確認します。

 

複数名刺交換した場合、名刺をずらりとテーブルに並べる? 並べない?

名刺を卓上に並べるのは国際社会で「できない人物」と見なされる場合がありますので、名刺入れにしまいます。しかし、社内で名刺についての決まりがあれば、それに従います。

 

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