
ダイエットに成功した人が軒並み「やめていた」3つのことって?その納得の理由
ダイエットをしようと思って、あれをやろう!これをやろう!と決めるものの気付いたら計画倒れなんてことも。もしかしたら、ダイエットのために新しく何かを始める“たし算”を考えるより、今ある痩せにくい原因の中から“引き算”を考える方が、成功する近道かもしれません。今回は、ダイエット成功者が「やめたこと」3つについてお伝えします。
その1.体重計の数字に振り回されること
ダイエットをするとき、体重を減らすことだけを目標にしていませんか?
実は、体重だけでなく体脂肪率や筋肉量もチェックすることが大切です。同じ重さの筋肉と脂肪では、脂肪のほうが体積が大きいので、体脂肪率が多いと体が大きくたるんで見えます。また、見た目が細くても筋肉量が少なく体脂肪率が多い隠れ肥満の場合も。極端な食事制限でダイエットとリバウンドを繰り返している人は注意が必要です!
同じ体重でも脂肪の量でボディラインが全然違います。体脂肪率を標準に戻して筋肉が適度についた身体は、ウエスト、下半身などメリハリがあり、引き締まって見えます。そして、基礎代謝が高く太りにくい体質になります。
表面的な体重の数字だけでなく“体組成=身体の中身”に着目して、筋肉量を維持しながらムダな脂肪を減らすことがダイエット成功のカギになります!
さらには、数値目標も大切ですが、何のためにダイエットしたいのか。なぜ痩せたいのか。痩せたら何ができるのか。痩せたらどんな気持ちになるのか。など、目的を明確にしましょう。短期的な数値の増減に振り回されずに、モチベーションを維持向上できます。
その2.脂肪がつきやすくなる食習慣
ダイエットを成功させるために、まずは「食べたものの栄養素で体がつくられる」という基本を知っておきましょう。健康的に綺麗に痩せるために、私たちの身体にとって必要な6大栄養素をバランスよく摂ることをお勧めしています。
普段の食事の中で脂肪に変りやすい糖質と脂質は、食べ過ぎると、その分、脂肪として体に蓄積します。
もし日々の食事の中で
☑パンや麺だけなど炭水化物のみになりがち
☑カフェラテ、ジュースなど甘い飲み物をよく飲む
☑野菜をたっぷり食べるけどドレッシングもたっぷり
☑チョコ、クッキーなど、ちょこちょこお菓子を食べる
など、“脳が喜ぶ食習慣”が多ければ多いほど、黄色信号!
ただダイエット宣言!として、楽しみを全てやめる必要はありません。食べる量・質・タイミングを選ぶことが大切です。正しいこと7割、楽しいこと3割!!痩せないライフスタイルを変えるためには、無理せず“無意識レベル”で生活に溶け込むダイエットを習慣化していきましょう。
その3.酵素ドリンクファスティング
ダイエット目的で大流行した酵素ドリンクファスティングですが、あなたが試したことがあるなら、空腹感やイライラを感じ、一時的に体重が減っただけでリバウンドしてしまったのではないでしょうか。リバウンドしたら、またトライすることを繰り返し、気付いたら痩せないという状態に陥ることも。
それは、体づくり、エネルギー代謝に必要な栄養素の不足が原因です。
私が推奨している“オプティマム・ファスティング”のように筋肉量を維持しながら体脂肪だけを落とすことは難しく、筋肉と水分の量が減るだけの痩せ方になってしまいます。実際の栄養成分表示を見ると、酵素ドリンクは炭水化物(糖質)の量が多く、体の材料になるたんぱく質は微量だということがわかります。
このように、糖質がメインなので、空腹時に飲めば血糖値が急上昇、急降下して、すぐに空腹感を感じるため食欲がコントロールできずにイライラしてしまいます。“オプティマム・ファスティング”のドリンクは、たんぱく質たっぷりで、糖質、脂質を適量に抑えるため、血糖値がゆるやかに上昇して安定。空腹を感じにくいため、ストレスなく取り組めます。血糖値を安定させることで食欲が安定し、ストレスが減ることでメンタルも安定する良い流れが生まれます。
ダイエットを成功させるためには、“オプティマム・ファスティング”で体をリセット!リバウンドしない身体づくりがお勧めです。
一時的なブームのダイエット法に振り回されることなく、健康や食事、栄養に関する意識、価値観など自分自身で選ぶ力を身に付けて頂けたら、ダイエット難民卒業です!がんばらないといけないことをやるのではなく、“身体が喜ぶこと”を想像しながら、まずは勇気を出して「やめること」を選んでみて下さい。
続きを読む
スポンサーリンク
【注目の記事】
- 「予約がとれないブランディングスタイリスト」が50代女性に向けて提言する「自分をもっと好きになる方法」って?
- 女性の毛髪への新アプローチ「S-DSC毛髪再生医療」とは?「毛の成長を促す起点となる細胞の一つを移植する」治療への期待を専門医に聞きました
- 形がきれい!合わせて着るだけで上品見えする【ユニクロ】の黒セットアップ【40代の毎日コーデ】
- 熱中症「頭が痛くなった」はもう危険スレスレ!昨年の倍搬送されている2025年、「この梅雨明けまえがいちばん危ない」これだけの理由【専門家が解説】
- 運動嫌いだった56才、ゆがみを整えたら「ネガティブな性格」を卒業できた。「離婚から立ち直り、推し活も始めました」【鬼軍曹ゆか様ダイエット】
- 48歳独身女性、立ち上がろうとした瞬間「あれ??」。このめまい、もしかして「更年期」なのかな?【マンガ100人の更年期R】
- 「まさか、私が乳がんに?」53歳でがん告知。抗がん剤で動けないつらい日々に、私を支えてくれたものとは
- 大人気【ユニクロ】ワイドスウェットパンツ。オシャレな人が購入しているカラーとは【40代の毎日コーデ】
- 「意地でもシミを増やさない」紫外線対策4つのポイント。「日傘だけでは不十分!?」50代美白のカリスマ美容家さきめぐ先生に聞いた
- 【熱中症搬送数激増中】実は6月下旬からの「高湿度」が最も危険!「さぼると熱中症リスク激増」の意外すぎる習慣とは?
- 「私の老化度、本当に54歳ぶんなのかな?」更年期以降は全員が気にしたい「自分の生物学的年齢」を計ってみたら衝撃的すぎる結果に
- 「体温が1℃下がると太りやすくなる」問題が、更年期世代の女性にとって特に深刻なのはなぜか?「お風呂に入る前たった1分でできるヤセ習慣」とは?【石原新菜先生が解説】
- 超激務ヘアメイク藤原美智子さんが「42歳で思い切って変えたこと」その顛末は?「顔も体も片側だけ引き攣った状態になるまで」働いて
- 「更年期のあと」ってどうなりそうですか?54歳コンビが語る「ここまでは冗談みたいにしんどかったけれど」の話
- 43歳、新しい職場で心が折れた。でも、25年ぶりにピアノを弾いたら胸が熱くなって──そこから私の転機が始まった
- 更年期後に「消える症状」と「そのまま残る症状」って?7万人のデータが教えてくれる「更年期の真実と、これからの人生」
- 更年期、どうやって乗り越える?運動、食事、サプリ、そして注目成分「ゲニステイン」まで、更年期の専門医が教えます
- 今の生活が「しんどい」なら「命の前借り」をしている証拠。知らずに「疲れを溜めてしまう」生活習慣とは【医師監修】
- 【徹底検証Hip Fit】はいて1日23分、ながらで使える手軽なヒップトレーニング!SIXPADの女性向けショーツタイプEMSで「ヒップから健康」は叶う?
- 「1年で約6倍」老化スピードが速い人と遅い人、その違いは?美人女医が伝えたい老化を早める3つの原因【医師監修】
- 「一度使ったらやめられない」人気スタイリストも40代編集もリピ買い中の『涼ブラ』って?「滝汗でも不快感なし」「つけ心地がラクなのに~」続々と魅了される理由とは?