育ちのいい人が「しないこと」って?意外にシンプルな6つ(前編)
普段のなにげない仕草、発する言葉に、「この人は育ちがいいんだな」と感じることはありませんか?
逆のことをしていたら育ちが悪いと思われてしまいます。
育ちがいい人の周囲には男女問わずすてきな人が集まるものです。ガツガツしなくてもよい、自然な品があるので、きっと「類は友を呼ぶ」のでしょう。
私がFPとしていろいろな方とお会いしながら気がついた、育ちがいい人はしないことを6つお伝えします。
■育ちがいい人は「否定言葉」を使わない
会話をしていて、否定されるといい気持ちがしません。育ちのいい人は、相手と違う視点だったとしても、一度優しく受け止めてから自分だったらこうかなという流れで会話をすすめていきます。
例えば、育ちのいいCさんはいつもこんな具合。
Aさん「私はジンギスカンが好きなんだよね」
Bさん「えー、私においがきつくて嫌い」
Cさん「そうなんだ。私は苦手だけど、北海道で美味しいって有名だよね。」
また、後ろ向きなことばかり話す人より前向きに楽しく話す人の方が魅力的です。愚痴や不満をもらされるより、こんなことしたいあんなこと楽しかったという話しをする人のほうが育ちがいいと感じます。
■育ちがいい人は「遅刻」しない
部屋の片づけ、季節の変わり目の衣替えなど時間がないと言い訳して後回しにしていませんか?
育ちがいい人は時間を大切にして、しなければいけないことはすぐ行動に移します。後回しにしません。お金で買えない時間の大切さを知っているので、相手の時間を無駄にしてしまう遅刻はしないのです。
遅刻だけでなく、「準備のぬかりなさ」は相手への気づかいそのもの。忘れ物もせず、段取りよく準備を進めていくため、手帳やメモなど「思い出す工夫」も丁寧に行います。
「そんなことしている時間がない」という人もいるかもしれませんが、育ちのいい人は自分をそもそも「キャパオーバーする作業」を引き受けません。自分の身の丈を知り、できないことは角を立てずに丁寧にお断りするよう小さなときからしつけられているのですね。
待ち合わせに遅れることのないよう、ゆとりある時間を自分でコントロールできる人は育ちがいいのです。
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