
「かみほめまつり」でも「じんとうさい」でもありません。「神嘗祭」の読み方、知っていますか?【漢字クイズ】
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「神嘗祭」です。
「神嘗祭」の読み方は?
「嘗」という漢字は、「誉める(ほめる)」の「誉」字や「賞状(しょうじょう)」の「賞」に形が似ていますが、「神嘗祭」の読み方は「かみほめさい」でも「かみほめまつり」でも「かみしょうさい」でもありません。
まずは正解を見てみましょう。
正解は……
「かんなめさい」です。
「神嘗祭」とは
天皇がその年の新穀を伊勢神宮に奉納する祭儀。一〇月一七日に行われる。
出典:金田一春彦・金田一秀穂編『学研 現代新国語辞典 改訂第四版』(学習研究社、2010年)
を意味します。「かんなめのまつり」や「かんにえのまつり」「しんじょうさい」ともいいます。
「なめる」と聞くと、舌で味わうことを意味する「舐める」が思い浮かぶかと思いますが、「嘗」の漢字にもその意味があります。
元々「嘗」という漢字は、音符「尙(シヤウ)」と意符「旨(うまい)」から成ります。
「旨」という漢字は意符「甘(あまい。日は変わった形)」と「匕(ヒ→シ、さじ)」から成り、さじに取って口でなめる意味を表します(そこから「うまい」の意味を表すように)。
そんな「旨」の字からなる「嘗」は味見をすることを意味し、そこからためすという意味を表すようになりました。
そのため「嘗」には
①なめる。あじわう。
②こころみる。ためす。
③かつて。過去の経験を表す助字。
④新しくとれた穀物を神に供える祭り。出典:嘗|漢字一字|漢字ペディア
という意味があります。
「嘗める(なめる)」という言葉には「舐める」と同じ意味もありますが、他に「経験する」「甘くみる。あなどる」といった意味もあります(出典:な-める|言葉|漢字ペディア)。
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