
「はたざかな」でも「きお」でもありません。「旗魚」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「旗魚」です。
「旗魚」の読み方は?
「旗」も「魚」も、日常生活において比較的馴染み深い漢字といえますが、「旗魚」を馴染みのある読み方で「はたざかな」と読んでしまうのは、残念ながら不正解。
「旗魚」はある魚の名称を表しています。
「旗魚」を辞書で引くと、以下のように説明されます。
多くは体長約二メートルを越える。マグロに似ているが、上あごが剣状に長くのび、下あごもやや突きでている。刺身、照焼きなどにして食用にされる。
引用元:精選版 日本国語大辞典
“上あごが剣状に長くのび”た魚といえば?!
正解は……
「カジキ」です。
_________________
▶▶▶他の問題にもチャレンジ!!!
答えは>>こちら
_________________
カジキは、メカジキ科とマカジキ科の硬骨魚の総称です。マカジキ、メカジキ、シロカジキ、クロカジキ、バショウカジキなどがあります。
「旗魚」の他、「梶木」とも書きます。
なぜ「旗魚」「梶木」なのか、その理由について解説した一次情報を得ることはできませんでした。
とはいえ、調べていく中で、中国語でカジキが「旗鱼(旗魚)、qíyú」と表されることが分かりました。日本の動植物の名称の中には、中国での名称である「漢語」由来のものが多々あるので、「旗魚」は漢語からきているものかもしれません。
また「梶木」の有力な説を解説する文献が多々見受けられました。
カジキは剣状に長くのびた上あごが特徴的な魚ですが、「舵木・梶木」と呼ばれていた日本古来の木造船の船の舵(かじ)をとる木や船の底になる木を、その口先で突き通すことがあったからという説が有力なものとしてあげられています。
現代の頑丈な船であれば、カジキの口先が船の用材に突き刺さるということはないものの、高速で遊泳するカジキが船と衝突する事故や、漁や釣りの最中、船に飛び込んできたカジキの巨体や鋭い口先で大怪我を負う事例が報告されています。
続きを読む
スポンサーリンク
【注目の記事】
- 夏の通勤に万能なネイビーパンツ。選ぶポイントは、着心地・ラクラクお手入れ・体形カバー!【40代の毎日コーデ】
- 「予約がとれないブランディングスタイリスト」が50代女性に向けて提言する「自分をもっと好きになる方法」って?
- 女性の毛髪への新アプローチ「S-DSC毛髪再生医療」とは?「毛の成長を促す起点となる細胞の一つを移植する」治療への期待を専門医に聞きました
- 形がきれい!合わせて着るだけで上品見えする【ユニクロ】の黒セットアップ【40代の毎日コーデ】
- 【立ったまま1分!骨盤矯正】体のねじれを整えて、垂れ下がったお尻もぷりっと丸く引き上がった【鬼軍曹ゆか様ダイエット】
- 熱中症「頭が痛くなった」はもう危険スレスレ!昨年の倍搬送されている2025年、「この梅雨明けまえがいちばん危ない」これだけの理由【専門家が解説】
- 48歳独身女性、立ち上がろうとした瞬間「あれ??」。このめまい、もしかして「更年期」なのかな?【マンガ100人の更年期R】
- 「まさか、私が乳がんに?」53歳でがん告知。抗がん剤で動けないつらい日々に、私を支えてくれたものとは
- 大人気【ユニクロ】ワイドスウェットパンツ。オシャレな人が購入しているカラーとは【40代の毎日コーデ】
- 「意地でもシミを増やさない」紫外線対策4つのポイント。「日傘だけでは不十分!?」50代美白のカリスマ美容家さきめぐ先生に聞いた
- 技アリ白Tでさりげなくお腹をカムフラージュ。Tシャツインの着こなしに抵抗がある人、必見です【40代の毎日コーデ】
- 【熱中症搬送数激増中】実は6月下旬からの「高湿度」が最も危険!「さぼると熱中症リスク激増」の意外すぎる習慣とは?
- 「私の老化度、本当に54歳ぶんなのかな?」更年期以降は全員が気にしたい「自分の生物学的年齢」を計ってみたら衝撃的すぎる結果に
- 「体温が1℃下がると太りやすくなる」問題が、更年期世代の女性にとって特に深刻なのはなぜか?「お風呂に入る前たった1分でできるヤセ習慣」とは?【石原新菜先生が解説】
- 超激務ヘアメイク藤原美智子さんが「42歳で思い切って変えたこと」その顛末は?「顔も体も片側だけ引き攣った状態になるまで」働いて
- 「更年期のあと」ってどうなりそうですか?54歳コンビが語る「ここまでは冗談みたいにしんどかったけれど」の話
- 43歳、新しい職場で心が折れた。でも、25年ぶりにピアノを弾いたら胸が熱くなって──そこから私の転機が始まった
- 更年期後に「消える症状」と「そのまま残る症状」って?7万人のデータが教えてくれる「更年期の真実と、これからの人生」
- 更年期、どうやって乗り越える?運動、食事、サプリ、そして注目成分「ゲニステイン」まで、更年期の専門医が教えます
- 今の生活が「しんどい」なら「命の前借り」をしている証拠。知らずに「疲れを溜めてしまう」生活習慣とは【医師監修】
- 【徹底検証Hip Fit】はいて1日23分、ながらで使える手軽なヒップトレーニング!SIXPADの女性向けショーツタイプEMSで「ヒップから健康」は叶う?
- 「1年で約6倍」老化スピードが速い人と遅い人、その違いは?美人女医が伝えたい老化を早める3つの原因【医師監修】