
なぜ、あの人の「話し方」は心地よいの?好印象な人がしている、相手が会話したくなるための工夫
心地よい話しをする方は、声でその場を明るくします
聞く側は誰でも明るく楽しい雰囲気の方が落ち着きます。心地よい話し方をする方は、その場を自他ともに心地よい空間にします。声は、コミュニケーションの主要なものの一つ。もちろん、話す内容は重要ですが、特に初対面の方に自分の気持ちを正しく伝えたい時には、その人から発せられる心地よい「声(表情を含む)」がカギを握ると言っても過言ではありません。
◆「心地よい声」とはどんな声?
相手が心地よいと感じるのは、「明るく優しい響き」や「広く深い響き」のある声と言い換えることができます。声のトーンによっても、相手へ与える印象が変わります。トーンが高いと若々しく元気な印象を、低いと安心感や信頼感を与えられるでしょう。
「世界標準の美しい声」とは、女性であればキャスターの声のように落ち着いた声とされています。自分の声の中で直感的に心地良いと思える声を探して、その割合を増やしていくといいと思います。
◆自分の声が好きではなかったら、相手に心地よく伝わりません
自分の声が嫌いだと相手の心に伝わりません。自分も相手も癒す声、好きだと思える声を発したいものです。
実は、他人が聴く声と自分が聴いている声では、音の伝わり方が違います。声はコミュニケーションツールなので、相手に心地よく聴こえているのかどうかを客観的に知ることがとても重要です。
【理想の声】を身につけるためには録音がおすすめ
まずは録音してみることです。話している内容を言葉ではなく、音として聴いてみてください。
たとえば、プレゼンや発表会で話す内容が決まったら録音をしてみましょう。そうすることで、話すスピードが速いまたは遅いこと、言葉が鮮明ではなく聞き取りにくいところや言葉が詰まるところなどを客観的に聞き、聞き取りにくい言葉については他の言い方に変えたりします。また、聞いていて気になるところの文章を修正して、話すスピードを変えるなどして再度録音をして、改めて客観的に聞いて直します。
「言葉は相手への心の贈り物」と思ってみる
心地よい声で心地よい空間を作るには「言葉は相手への心の贈り物」と思ってみることです。
「どうぞ受け取ってください」という気持ちをもって話をしたなら、声そのものが耳に心地よい音となり、その場を明るく楽しくなるような居心地のよい空間が生まれてきます。自身の声も相手の声もその場を作る音、言い換えれば声はその場の空間を作るBGMだと心得てみましょう。
◆声も大切ですが【表情】も大切。そのために姿勢や振る舞いを見直して
声も言葉も、口から出ているように思われますが、口からだけでなく、心と体、つまり自分の全体から生まれてきているものです。
特に初対面において大切なことは、その人から発せられる声はもちろん、表情もカギとなります。これは、自分の意見や気持ちを正しく伝えることにもつながっていきます。まず初めに姿勢や振舞いで相手に安心感や信頼感、好感を与えて、その次に表情でも同じように好印象を持っていただけるようになることが大切です。
◆相手に安心感や信頼感を与える【姿勢】とは
横から見た時に、頭頂、耳、肩、腰、くるぶしが一直線に並ぶように立ちます。特に話をしている時には、相手に伝えようとするあまり前のめりの姿勢になりがちです。そのようにならないためには、体の背面(腰のあたり)に意識を持つようにして話をすることです。
◆話をする時には【アイコンタクト】を!
相手に対して、自分の顔、視線、身体を向けます。特に相手の目を見て話したり聞いたりすることで、言葉からだけでは得られない信頼感が、話す人と聞く人の双方の間に生まれてきます。アイコンタクトは会話でも大変重要ですから必ずおこないましょう。
つづき▶【後編】では、話すときに良い印象をあえるほかにも重要な、相手の話の「聞き方」について教えていただきます。__▶ ▶ ▶ ▶ ▶
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