他人の迷惑を我慢しているあなたへ【暮れの酉】〈3/18~3/24〉今週の占い【鳳凰数術】

自分の「当たり前」は、みんなの「当たり前」ではない

 

「当たり前を共有している」と考えると、相手の逸脱が許せなくなってしまいます。自分の当たり前を「みんなで共有している暗黙のルール」だと勘違いしてしまうと、自分とは違う人は、みんなルール違反を犯している「悪い人」になってしまうんです。

 

相手と自分は同じ。この考えを手放さないと、生きづらくなってしまいます。

相手と私では、同じ常識を共有していない、だって育った環境も、生きてきた世界も違うんだから。まず大前提として、こう考えるようにした方がいいです。

とくに快・不快のラインは個人差が大きいです。あなたにとって気にならない程度でも、ほかの人からすれば我慢できない音や匂い、味、光景、感触はいくらでもあるでしょう。

 

あなたが正しくて相手が悪いわけではなくて、感覚が違うんです。

「違い」によって生まれた問題をなんとかしたいのなら、お互いが歩み寄れる方法を模索するしかないのです。自分は何も悪いことはしていないと思っている人に対して、「あなたが悪いから、改めなさい」という話をどんなに丁重にしても通用するものではありません。

「私のためにあなたの常識から一歩譲ってくれませんか」という一方的なお願いでなく、「あなたと私の常識は違うので、お互い心地よく暮らすために歩み寄りませんか」という提案であれば聞いてもらえるかもしれません。「私のためにあなたの常識から一歩譲ってくれませんか」という一方的なお願いであれば、聞いてもらえなくて当たり前、聞いてもらえればありがたい話なのです。

 

理不尽に思われるでしょうか。例えば日本人であるあなたが、NYのそば店にアメリカ人と行き、あなたのそばをすする音がアメリカ人にとっては食欲をなくすほど不快だったとしましょう。アメリカ人からすればマナーの悪い行為ですが、日本人にとってはそうでない。アメリカ人があなたに「すすってんじゃねえよ!マナーを守れよ!」と言ったとしたら、どうでしょう。

 

もうひとつ。占いでは、迷惑な他人が現れたときは「人と協力し、助け合え」というサインだととらえるものなんです。人からの迷惑を我慢しているタイプは、遠慮して甘えるのがへたくそだったりします。「いい大人なんだから、弱音を吐いてる場合か!」とがんばってしまうタイプの人。そういうまじめな人ほど、自分勝手に生きている人とは程遠いから理解できず苦しんでしまいます。しかも、それをひとりで抱えがち。

「そういう苦しみ方をやめなさい」という天からメッセージだと考えてみてください。お願いする、助けてと言う、甘えてみる。他人とのあいだにある壁を少し乗り越えてみるタイミングがきているのです。

 

他人のことを一度気にしてしまうと、気になって仕方がなくなることってあると思うんです。そういうときは無理やりにでも、他人に向いた矢印を自分に向けるようにしてみることです。自分のことを考える。自分のことをいたわる。誰かのせいで不幸になっている自分であっても、自分で癒そうと努力するんです。没頭できることを探すのも手です。

 

どうしても我慢ならないなら、思い切って環境を変えるというのも手です。

占いでは「天の時、地の利、人の輪」といって、自分を置く場所を選ぶことも幸せになるための重要な要素だと考えます。

相手のせいではなく、自分の未来のために動くという前向きな選択肢として考えてみてください。

▶▶次は、今週の占い。運を引き寄せる開運アクション!!!

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この記事は
占い師 暮れの酉

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