やっぱり【東大進学率】日本一なだけある。「筑波大学附属駒場高校」が尋常じゃなくスゴイ!!

東京大学に入学しておよそ1年が経ちました。さんきゅう倉田です。2月と3月は春休みで、友人たちに会う機会は減りますが、今はInstagramがありますからね。みんながどこにいるのか容易に知ることができます。

東大は地方から出てきている人が多いので実家に帰る人もいるし、海外旅行をしている人もいます。彼らが投稿するアメリカ、中国、台湾、フランス、アフリカ、ドイツなどの写真を目にして、海外を身近に感じます。

その友人たちは様々な高校から東京大学に進学しています。その中でも東大進学率1位を維持し続ける「筑波大学附属駒場高校」を今回は紹介します。

 

 

筑波大学附属駒場高校、通称「筑駒」

中学受験をした人はもちろんのこと、一般の方でもご存知の方が多いと思います。しかし、ぼく自身は東大に入るまで知りませんでした。

国立で、東大駒場キャンパスのすぐ近くにあって、中高一貫の男子校で、中学入試が著しく難しくて、文化祭に特段力を入れている筑駒。

1947年に東京農業教育専門学校附属中学校として開校した歴史ある学校で、中学校1学年の定員は120名、高校受験組も加えた高校1学年の定員は160名となっています。

いろいろな考え方がありますが、賢さで考えると多くの人が「日本一」に挙げる学校が筑駒です。

 

実際、東大生の中でも筑駒卒の優秀さは目を見張るものがあります。筑駒出身の友人のうち一人は東大の定期試験において、前日しか勉強していないにもかかわらず、すべての科目で優または優上を取っていました。

 

 

入学してからも絶え間なく勉強を強いる東大の成績評価

ここで東大の成績について説明します。

東大の成績は50点未満の不可、50〜64点の可、65〜79点の良、80〜89点の優、90〜100点の優上に分けられています。

優は上位30%、優上は上位10%にのみ与えられるという過酷な制限があるにもかかわらず、可=悪い、良=悪いと認識されています。つまり、優か優上でなければ「悪い」。

 

7割は良以下にも拘らず、「悪い」扱い。さらに、授業によっては試験が著しく難しく少しミスをしただけで「不可」になることもあります。

不可を取ると単位が取得できません。必修科目が不可となった場合は翌年に再履修することになり、もう一度落とすと「降年」となって進級できない可能性があります。だから、東大生は試験期間になるとみんな必死で勉強しています。

この制度には賛否がありますが、ぼくは概ね賛成です。やりたい勉強だけでなく、ルールによって必死に勉強をさせられる環境は、心理学などさまざまな見地から学生にメリットがあると考えているからです。

 

 

受験生時代はどれくらい勉強したのか

話を戻しますが、東大生はバイトや部活を休んで勉強し試験に臨みます。にもかかわらず、ほとんど勉強せずに優と優上だけを取る学生には勉強の才能を感じるし、「やっぱり筑駒だな」と思います。

また別の筑駒の友人に、受験勉強をどれくらいしていたか聞いたことがあります。

「一日4時間くらい」と言っていました。

「自分はあんまり長い時間集中できないから、4時間くらいしかやらなかった。他の時間は遊んだり、スペイン語*の勉強したりしてた。スペイン語は毎日2時間くらいやってたと思う」

受験と全く関係ないスペイン語を高校三年生という受験において最も大切な時期に続けていたそうです。そのうえ、東大入試の二日前には高校の友人とモルック*をしていたと言います。

*個人が特定されないよう言語とスポーツは変更しています。

 

ぼくも昨年の受験の3週間ほど前、小学校時代の友人に誘われて合コンをしていましたが、それでも「2日前にモルックしていた」と聞いたら驚きました。

そんな彼は、様々な言語ができるし、4月から中国語を始めて、秋に行われた中国語検定2級に合格していました。大学の授業が忙しい中、たったの8ヶ月で2級取得。自分が1年ほど英語を勉強して、まだ英検を受験すらしていないことに負い目を感じます。

彼らの話を聞いていると、ますます筑駒に興味が湧きます。一体どのような学校なのでしょうか。昨年NHKのドキュメンタリー番組「100カメ」で筑駒の文化祭の様子が取り上げられていましたが、やはり文化祭への熱量が特徴的だと感じます。

【前編】では、東大の定期考査もなんなくこなす学生は「筑駒」こと、筑波大学附属駒場高校出身者が多いという話と東大の成績評価についてお伝えしました。

▶つづきの【後編】では、筑波大学附属駒場高校の文化祭から見る、学生たちの賢さについてお伝えします。__▶▶▶▶▶

 

 

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