「上半身のオバサン化を食い止める」簡単な方法とは。「厚みのある肩、むっちり二の腕」は肩・背中をほぐせばデコルテまで美しく【鬼軍曹ゆか様#05】

2年間で20㎏の減量に成功し、陰キャデブOLから人生180度変わったトレーナー・鬼軍曹ゆか様。最近、ダイエット系SNSを賑わしています。

激痩せしたものの、自己流の食事制限で 体調もメンタルもボロボロになってしまい、「健康のためには運動だ」と、避けていた筋トレをはじめることに。

「筋肉がつくほど希望が増える」を感じ、運動のすばらしさに気づいたゆか様。

しかし、根っからのズボラは変わらないため、今はすき間時間でできる簡単エクササイズやストレッチで体形をキープしているそう。

「痩せなくては」「健康のためにも運動しないと」と口には出すものの、なかなか実行できない人は多いもの。そこで、運動が苦手でも、ズボラでもできちゃうストレッチをオトナサローネのために教えてくれることに。

今回は、「もりっとした肩」がテーマです。

年を重ねると、なんだかたくましい体形になってきませんか? 少しでもほっそり見えるようになるストレッチを紹介します。

 

 

横幅増量のもと「もりっとした肩」を下げて華奢見せ

肩の厚み、二の腕のたるみが、おばさん体形に見せてしまう一因です。

この肩まわりは、ぽっこりお腹のように洋服では隠しきれず、隠そうとすればするほどガッチリ、むっちり見えてしまうんですよね。フレンチスリーブやぽわん袖で着やせなんていうのは、ムリな話……。むしろ強調されてしまう恐れも。

 

太っていた時のゆか様。たくましい二の腕だ。

 

肩まわりがパツパツで太っていることを強調してしまっていた。

 

痩せてからはノースリーブを着る機会が増えた。

 

「諸悪の根源は姿勢の悪さなので、いい姿勢を保つためにはガチガチ背中をゆるめることがマストなんです。悩ましいもりっとした肩も、肩や鎖骨、背中の筋肉のこりが影響しているので、ほぐしてゆるめていきましょう。肩が下がるだけで首が長く見え、デコルテがほっそりした印象になります。変化がわかりやすいので、だまされたと思ってすぐにやってみてください」

 

背中の緊張をほぐして肩をぐっと下げる

肩がゴリゴリして痛い、常に肩こりを感じている人は、僧帽筋という筋肉が縮こまっています。また、鎖骨や肩甲骨まわりもカチコチに。背中で一番大きい筋肉・広背筋も緊張し、背中全体がガチガチ状態です。

猫背、巻き肩は、肩甲骨が開いてしまうのも問題。

さらに筋肉がかたくなると血流が悪くなり、冷えて脂肪もつきやすくなります。肩が太るなんてイヤですよね。

 

「肩をもむよりも、動かすほうが筋肉の緊張がほぐれやすく、1回でもスッキリします。ストレッチをする前と後で肩の位置をチェックしてみて。片側だけ行って、左右差を見るのもわかりやすいですね。その違いに驚くはず」

 

前編記事では、厚みが出てオバサン体型になる原因についてお伝えしました。続く【後編】では、左右差を比較すると効果歴然!上半身の厚みをスッキリさせる「肩を下げる」ストレッチを紹介します。

▶▶▶「運動嫌いな人の」上半身のオバサン化を食い止める「肩を下げる」ストレッチ「つらい肩こりもさようなら!」【鬼軍曹ゆか様#06】

 

プロフィール

鬼軍曹ゆか様(福田裕香)

高校卒業後、会社員に。小学生からデブだったという万年ダイエッターだったが、26歳のときに「このままでは一生デブのまま」と危機感を覚え、一念発起しエステで20㎏減に成功。しかし、自己流の過度な食事制限を行ったことで体調を崩してしまう。その後、運動しかないと筋トレをはじめ、運動の大切さに目覚める。自身のダイエット経験を生かし、30歳でジムのトレーナーに転身。パーソナルジムに勤務しながらオンラインサロン「ズボラ矯正ジム」を主宰。2021年に独立し、東京・代々木上原エリアに「soar gym」をオープン。これまで800人以上に指導してきた。

SNSでは、ズボラでも続けられるダイエット法や、自分を好きになる、自信がもてるためのマインドを発信。

X @s_yukasama

Instagram @yuka_fitness

 

撮影/佐山裕子(主婦の友写真部)

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