「40・50代は“リンゴの切り口が茶色く変色”するように細胞の劣化が進みます!」アンチエイジングの鍵「抗酸化力」を高めるのは「体にいい油」!?【慶應義塾大学医学部教授のオイルドクターに聞いた・後編】

「オメガ3」で、細胞を柔軟に!「美肌」「血液サラサラ」「認知機能・心機能アップ」40・50代に嬉しい効果しかない

「オメガ3」には、細胞そのものを柔軟にする働きがあります。そのため血管を柔軟にしたり、心臓の働きを高めたりすることも期待できます。読者に特にうれしいのは、アンチエイジングに役立つこと。細胞や血管が柔軟になれば、皮膚や髪など見た目にも潤いやツヤがキープされます。それだけでなく脳血流が増えるため、認知機能やうつ症状の改善が期待できるという研究成果も発表されています。

 

「オメガ9」が悪玉コレステロールを減らす。「コレステロール値」や「血圧」が気になる方におすすめ

「オメガ9」にはHDLという善玉コレステロールを減らさずに、LDLという悪玉コレステロールだけを減らす働きがあります。LDLコレステロールが過剰になると動脈硬化の原因になるので、コレステロール値が気になる人はぜひ。また、悪玉コレステロールを抑えられると、血管の内壁に付着して血管を詰まらせる可能性も減るので、高血圧の予防にもつながります。

 

▶でも摂り過ぎはNG。ベストな分量は?

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