「40・50代は“リンゴの切り口が茶色く変色”するように細胞の劣化が進みます!」アンチエイジングの鍵「抗酸化力」を高めるのは「体にいい油」!?【慶應義塾大学医学部教授のオイルドクターに聞いた・後編】

これは逆に老ける!NGな油の摂り方もチェックして!

油なら何でも体にいいわけではありません。むしろ健康に悪影響な油の知識もしっかり入れておきましょう。

 

①現代社会においてサラダ油、ごま油などの「オメガ6」は摂り過ぎかも

ごま油、大豆油、コーン油、ヒマワリ油などの「オメガ6」は、サイトカインという人間の体を守る免疫物質を作る原料になります。とはいえ、現代社会において調理や加工食品により「オメガ6」は取り過ぎと言われるほど。それにより、アレルギー反応が過剰に出る人がいるという研究もあるので、あえて「オメガ6」をとる必要はありません。

 

②「もったいない」って使い回してない?サラダ油は1回ごとに捨てよう

日常使いのオイルとして、サラダ油が定着しているご家庭もあるでしょう。気をつけてほしいのが、使い回しをしないことです。例えば揚げ物をしたときも、1回ごとに捨ててください。「活性炭が装着された、オイル専用の濾過器を使用してるから大丈夫」と思う方もいますが、オイルが新品になるわけではないので捨てるのが一番です。

(環境のために、正しい捨て方で捨てましょう)

 

なぜなら、一度使用されたオイルは酸化が進み、過酸化脂質が発生します。過酸化脂質が体内に蓄積すると炎症や細胞死を引き起こし、虚血性疾患などの病気を引き起こす可能性があるからです。

 

▶不全、心筋梗塞、動脈硬化、不整脈などのリスクを高める上、がん、糖尿病、アレルギーとの関係も!?

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