
毎年年始に太る人に、今日から気を付けたいカンタン食べ方ルール
年末年始は基本的に太ります。食事1回のカロリーが多いメニューばかり、なおかつ運動もそれほどせず家にいる時間が長い。では「カロリー低めのメニュー」で「運動をたくさん」すれば太らない、ということでもありますが、そうもいかないから1年に1回の体重ピークをみんなが迎えるというわけです。でも、太ることは不可避でも、たとえば例年3㎏太っていたところを1㎏に抑えることは可能。ちょっとしたルールを覚えてくださいね。
覚えておきたい!「太りにくい食べ方」5つのルール
・アルコールはたんぱく質を含むものと野菜をセットにしたおつまみに
・糖質を含むものは食物繊維を含むものと一緒に
・ちょこちょこ食べするなら毎回「ちびっとサイズ」で
・冷たいものの摂り過ぎに注意
・カロリーオーバーを考えすぎない
ルール1・お酒には何があっても絶対おつまみを欠かさない
考えているよりもアルコールには糖類が多く含まれています。ウィスキーや焼酎のような蒸留酒は糖類を含んでいませんが、アルコールの糖類よりも深刻なのは身体へのダメージです。体内でアルコールを分解するために身体には大きな負担がかかります。
年末から年始までお酒を飲む機会が増えますが、量のコントロールには注意すべきです。単純に悪酔いしないためではなく、中性脂肪からウェストサイズを増やす事態を避けるためと考えましょう。上手なコントロールのためにおつまみを合わせることはいい方法です。
理想的なおつまみはたんぱく質と野菜などのビタミン類とミネラル類に食物繊維を含むものの組み合わせ。豆腐サラダならどれもクリアしていますし、食べた満足感も与えてくれます。つまりお酒の量を考えながら飲むためにうまくいくおつまみなのです。
★絶対NG 空腹にそのままアルコールをがぶ飲み。
ルール2・糖質と食物繊維でバランスを取る
通常ならうまくコントロールできるのに、年末から年始にかけて難しくなるのが糖質を含む食べ物です。特に年始は縁起かつぎの意味もあって、お餅を食べる機会が増えます。またこの時期に食べるお餅は格別の味わいにも感じるものなので、制限しにくいのです。
食物繊維は胃の中で膨れて満腹感をもたらし、血糖値の急上昇を防ぎます。糖質の消化吸収をゆるやかにさせて余計な脂質も吸着して排出させる効果も狙って、食物繊維を含む食材を味方につけた食べ方を年始年末も基本にしましょう。
たとえばお餅なら大根おろしを絡めたからみ餅がおすすめ。通常のからみ餅に納豆をトッピングするのもおいしいですよ。しかしそれ以上におすすめの食べ方は野菜をたっぷり入れたお雑煮です。野菜だけではなく、スープのおかげで食べ過ぎずに済みます。
★絶対NG 糖質と塩分だけの食事は最悪。
なんでも口にしたくなる時期だから「ちびっとだけ」に
年末年始は日本人にはある意味パーティーシーズンです。それだけあれこれ目新しい料理やこのシーズン限定の味わいがテーブルに乗ります。もちろんそれらを楽しむことは自分も回りも楽しませますが、食べ過ぎを加速させるものでもあります。
口や舌を楽しませるためには大量に食べる必要はありません。どれも食べたいけれど太りたくないから口にしない、太る料理だからあきらめる、というセレクトではなく、味見する感覚で楽しむことも悪いことではないと心得ましょう。
食べると太るから食べないではなく、太りたくないけれど楽しみたいから「ちびっと」ずつ全部口にする、というセレクトなら太りにくいままでいられるのです。今は冷蔵庫が一般的な時代ですから、残しても明日まで保存できることを思い出しましょう。
★絶対NG 「食べきらなければいけない」も「食べちゃいけない」もダメ。
冷たいものは暖かい部屋でおいしいけれど…
冷たいものは舌の感覚をマヒさせます。すると思っているよりも濃い味で口にすることになってしまうのです。特に清涼飲料や甘さと炭酸を加えたカクテルは砂糖などの糖分を摂り過ぎにしてしまうものになってしまいます。
おつきあいで口にするお酒も例外ではありません。口当たり、のど越しがいい分、無意識に糖類を摂り過ぎる形で余計な脂肪を増やしてしまうから、年明けに体重計で青ざめることになるのです。冷たいものに油断しないことも太りたくない方には必要になります。
目に見えるアイスクリームよりも、無意識に飲んでいる冷たい飲み物のほうが要注意です。液体であるから無自覚に口にしやすいという自覚を持ちましょう。またいくら暖かな部屋で楽しむにしても摂り過ぎれば身体が確実に冷えて、むくむ原因になりますよ。
★絶対NG 冷えたものの味の濃さ、身体を冷やしすぎるリスクを考える。
カロリーオーバーが怖くちゃ年末年始は越えられない
年末年始にかけて太るということを毎年繰り返していると、今年こそは太らないではなく、今年こそは食べないという決意になりやすいものです。こういうプレッシャーを自分に与えるのはストレスになります。さらに言えば反動でドカ食いするリスクもあるのです。
むしろ年末年始のカロリーオーバーは年中行事と割り切ったほうが反動のドカ食いを避けられます。拒否するよりもいなすほうが対処する意識を持っていられるので、逆に太りにくいというわけです。カロリーオーバーのシーズンにもどう食べるかを考えられるわけです。
プレッシャーをかけ続けていいことはありません。ただしカロリーオーバーになりやすいことは覚えておきましょう。このことで意外と味覚を楽しみつつ、食べ過ぎないという毎日も送れます。またほんの少しエクササイズをする気分にもなれるでしょう。
★絶対NG 食べないセレクトだけでは反動が大きくなる。
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