
「不幸そうな老け顔」の人も今なら間に合う。幸福を呼ぶ3メイク
「40代で独身」とひと口に言っても、結婚せずに独身を謳歌してきた女性もいれば、いわゆる「バツあり」で、離婚を経て独身に戻った女性もいらっしゃいます。
日本ではもはや約3組に1組の夫婦が離婚している実態もあるので「バツあり」と言っても眉をひそめる人は少なくなっていますけれども、そこに“老け顔要素”が加わってしまうと、周囲の勝手な想像で「バツあり苦労顔オバサン」として同情の目を向けられやすいのも傾向です。
「ちょっとした疲れ顔のせいで『壮絶な離婚をしてそう』なんて思われるのは、絶対に避けたい」と感じていらっしゃる40代女性のみなさま、こんにちは。時短美容家の並木まきです。
今回は、仮に「バツあり老け顔オバサン」でも、幸福顔に見せる時短メイクのコツをお話します。
■■オバサン見えを回避する時短美容!並木さんの人気記事ベスト10はこちら
1:お肌のうるおいだけは常に死守を
40代の肌は若い頃に比べて、乾きがちな傾向も。そして、しっかりメイクをしていてもお肌が乾燥していると、それだけで不規則な生活やストレスフルな過去を想像させる“ワケありな疲れ顔”にも見えやすいから、幸福感のある顔に見せるには“うるおい死守”が鉄則です。
乾きやすい肌には、メイクの上から使える保湿クリームが重宝。「私は、乾きやすいから」と、最初から保湿力の高いファンデを使ってしまうとベタつきやヨレを招いて、さらなる疲れ顔を招くこともあるので「乾いたかな」と感じたときの“対症療法”がベターです。
ミスト化粧水だと蒸発しやすく、すぐに再び乾いたようにも見えやすいので、クリームでツヤ感としっとり感を手に入れるほうが、自然なうるおいを長時間に渡って演出しやすいです。小さめサイズのクリームをポーチに忍ばせて、幸福顔を意識してみて。
2:目もとのインパクトは0でもダメだし100でも厳しい
このところずっとナチュラルメイクブームが続いているので、目元のメイクも「盛り過ぎずに盛る手法」が主流です。
そして40代の目もとは、やっぱり20代の頃に比べると“くすみ”や“くぼみ”など、疲れを感じさせる要素も多くなってくるから、年齢を重ねるほどに気を抜けないパーツ。逆に言えば、目もとにイキイキとみずみずしい勢いをもっていると、それだけで疲れ顔からは無縁にも見えやすいのは確か。
ナチュラルを貫こうとして、悪い意味でのスッピン風に仕上げてしまうと疲れ顔に見えやすいので、要注意。また、盛りすぎの目元は男に媚びているようにも見えるから、幸福感からは遠ざかります。
幸福感を演出する40代の目もとは、ツヤ感のハリ感を意識した仕上げがベストです。くすみやくぼみを目立たなくするには「膨張色」と呼ばれるベージュや淡いピンクなどの色みをのせると、手っ取り早く疲れ顔を回避しやすいテクになります。
0でもなく100でもない、ちょうどその中間くらいのインパクトが、“自然な幸福感”を出すさじ加減です。
3:40歳を過ぎたら口紅の“赤み”は侮れない
若い頃にはスッピンリップでも健康そうな顔に見えていても、40代になると、スッピンリップはイコールで疲れ顔に見えてしまう典型的な原因のひとつに。
幸福そうに見せるには、唇の“赤み”はマストです。しかしわざとらしい赤みを加えると、こちらも男に媚びているように見えかねないので、内側から発色しているような質感と印象が欠かせません。極端なお話、お肌や目もとがスッピンでも唇に赤みがあると、健康そうな顔に見えやすいから、休日メイクでも侮れないパーツです。
自然な発色で赤みを加えるなら、ティントタイプの口紅ほど便利なものはありません。最近では100円ショップでも優秀なティントリップが揃っているので、ぜひ手にとってみてください。
ティントアイテムには唇に塗ると発色が変わるものも多いので、やや強めのリップを塗るくらいが、40代の唇に自然な赤みを加えてくれる救世主になりやすいです。
周囲から「ワケありの老け顔」に見られると、テンションも下がりがち。そんな方こそメイクで幸福感を意識すると、印象はガラリと変わります。
今回ご紹介したテクニックを全て実践したとしても、かかる時間はそれぞれ2-3分。ちょっとしたパーツメイクを意識して「バツあり老け顔オバサン」なんて不名誉なイメージは瞬時に払拭して。
■知らなかったテクがある!「時短美容のコツ」まとめは こちら
スポンサーリンク
【注目の記事】
- 「更年期世代は枕がオジサン臭くなる」って先輩が言ってたけど、私の場合はそれだけじゃなくて【マンガ100人の更年期R】#5
- Snow Man宮舘涼太も驚愕「3人に1人が栄養不良」の危機を打破するお弁当のポテンシャルに期待!「これならできそう!」43歳が救われた理由
- 【ユニクロ】ゆるっと着ても野暮ったく見えない。黒ワイドパンツで大人の体型カバー【40代の毎日コーデ】
- 夏の通勤に万能なネイビーパンツ。選ぶポイントは、着心地・ラクラクお手入れ・体形カバー!【40代の毎日コーデ】
- 女性の毛髪への新アプローチ「S-DSC毛髪再生医療」とは?「毛の成長を促す起点となる細胞の一つを移植する」治療への期待を専門医に聞きました
- 形がきれい!合わせて着るだけで上品見えする【ユニクロ】の黒セットアップ【40代の毎日コーデ】
- 【立ったまま1分!骨盤矯正】体のねじれを整えて、垂れ下がったお尻もぷりっと丸く引き上がった【鬼軍曹ゆか様ダイエット】
- 熱中症「頭が痛くなった」はもう危険スレスレ!昨年の倍搬送されている2025年、「この梅雨明けまえがいちばん危ない」これだけの理由【専門家が解説】
- 48歳独身女性、立ち上がろうとした瞬間「あれ??」。このめまい、もしかして「更年期」なのかな?【マンガ100人の更年期R】
- 「まさか、私が乳がんに?」53歳でがん告知。抗がん剤で動けないつらい日々に、私を支えてくれたものとは
- 大人気【ユニクロ】ワイドスウェットパンツ。オシャレな人が購入しているカラーとは【40代の毎日コーデ】
- 「意地でもシミを増やさない」紫外線対策4つのポイント。「日傘だけでは不十分!?」50代美白のカリスマ美容家さきめぐ先生に聞いた
- 【熱中症搬送数激増中】実は6月下旬からの「高湿度」が最も危険!「さぼると熱中症リスク激増」の意外すぎる習慣とは?
- 「私の老化度、本当に54歳ぶんなのかな?」更年期以降は全員が気にしたい「自分の生物学的年齢」を計ってみたら衝撃的すぎる結果に
- 「体温が1℃下がると太りやすくなる」問題が、更年期世代の女性にとって特に深刻なのはなぜか?「お風呂に入る前たった1分でできるヤセ習慣」とは?【石原新菜先生が解説】
- 超激務ヘアメイク藤原美智子さんが「42歳で思い切って変えたこと」その顛末は?「顔も体も片側だけ引き攣った状態になるまで」働いて
- 「更年期のあと」ってどうなりそうですか?54歳コンビが語る「ここまでは冗談みたいにしんどかったけれど」の話
- 43歳、新しい職場で心が折れた。でも、25年ぶりにピアノを弾いたら胸が熱くなって──そこから私の転機が始まった
- 更年期後に「消える症状」と「そのまま残る症状」って?7万人のデータが教えてくれる「更年期の真実と、これからの人生」
- 更年期、どうやって乗り越える?運動、食事、サプリ、そして注目成分「ゲニステイン」まで、更年期の専門医が教えます
- 今の生活が「しんどい」なら「命の前借り」をしている証拠。知らずに「疲れを溜めてしまう」生活習慣とは【医師監修】
- 【徹底検証Hip Fit】はいて1日23分、ながらで使える手軽なヒップトレーニング!SIXPADの女性向けショーツタイプEMSで「ヒップから健康」は叶う?
- 「1年で約6倍」老化スピードが速い人と遅い人、その違いは?美人女医が伝えたい老化を早める3つの原因【医師監修】