#88 「この人、なんか違う」と婚活相手に感じたワケ【40代編集長の婚活記】
いよいよ核心を伝えるとき

メガネ「そう、ですよね」
アサミ「これから先の人生を考えて……やっぱり違うんじゃないかって」
メガネ「はい。きっとそうだろうと思ってました」
アサミ「ごめんなさい」
メガネ「アサミさんが謝ることないです。そもそも僕が嘘ついてたことが悪いんですから」
アサミ「……」
落ち着いたトーンで話すメガネさん。お断りの言葉を伝えても、けっして声を荒げたりしない。ちゃんと話に耳を傾けてくれる。そういうところは、好感が持てる。
メガネさんを「違う」と思った理由
メガネ「急に子供と会ってほしいとか、僕がちょっと焦っちゃいましたよね」
アサミ「あの、子供がイヤなんじゃないんです」
メガネ「いや、子持ちの男と付き合うって、よく考えたら二の足を踏みますよ」
アサミ「そうじゃないんです。なんていうのか、お互いの結婚観とか、人生観の違いじゃないかと」
メガネ「そうですか……」
お互いの距離感の縮め方や関係性の深め方、婚活相手に求めているものが、たぶん違う。
アサミ「あと、今さらこんなこと言ったらなんですけど、やっぱりお子さんと住んでるかどうかは先に知りたかったです」
メガネ「そうですよね……やっぱり、プロフィールに嘘をついちゃいけませんよね」
アサミ「正直、ちょっとショックでした」
メガネ「すみません」
やっぱり、「子供と住んでいる/住んでいない」というライフスタイルに嘘をついていたことは許せなかった。メガネさんがついていたのは、小さな嘘ではなく、大きな嘘だったと思う。
さようなら、メガネさん

メガネ「本当はアサミさんとご縁があってみたかったけど」
アサミ「すみません」
メガネ「謝らないでください。これからは僕、シングルファーザーを公言して婚活しますね」
アサミ「きっと素敵なご縁があると思います」
メガネ「アサミさんも、婚活がんばってください」
アサミ「ありがとうございます」
メガネさんとはそれ以来、いっさいの連絡を取らなくなった。連絡先も、気が付いたら削除されていた。
さようなら、同い年のメガネさん。素敵な人だったけれど。
婚活を始めて1年7カ月。40代独女の婚活は、またもやふりだしに戻ったのだった……。
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