RIKACO、元祖サバサバタレントから考える オンナがサバサバ化するワケ

バラエティー番組では、正反対の性質をぶつけて比較することが多くあります。
オトコvsオンナ、モテvs非モテというのが代表的なケースですが、このパターンだと展開がありきたりで、マンネリを迎えるのが早くなるという欠点があります。それを解消するのが、タレントのキャラというやつです。キャラは早い者勝ちともいえるわけですが、歯に衣着せずに物を言うRIKACOは、元祖サバサバタレントと言ってもいいでしょう。

 

「5時に夢中!」(MXテレビ)に出演したRIKACOが「日本の男性は、ロリコン。女子校生ファッションがかわいいとか言ってる男は、視力が悪いんだよ」と発言していましたが、RIKACOならではの発言と言えるでしょう。

 

作家の三島由紀夫が「東大を批判するために、東大に入った」と発言したことは有名ですが、上述したRIKACO発言も、これまでさんざんモテてきたであろうRIAKCOが言うことに意味があるのです。日本の芸能界では、プライベートはともかくとして、女優やモデルはモテキャラ、オンナ芸人は、モテないという決めつけがなされています。非モテ職の女性芸能人が「日本の男はロリコン」と言った場合、「自分がモテないから、ひがんでいる」の一言で片づけられて終わってしまうのです。

 

ちなみに上述したRIAKCO発言は、予想どおりネットでは物議をかもしていましたが、今の時代、ある程度ネットをざわつかせて話題を提供するのは、タレントとしての力量と言えるでしょう。女優・鈴木砂羽や水野美紀らもサバサバ売りをしていますが、彼女たちが女優であってバラエティーが主戦場でないことから考えると、サバサバ界はRIAKCOの独壇場とも言えるのです。

 

オンナがサバサバ化するにはワケがある

このようにサバサバキャラはテレビにとって便利な存在だと言えるのですが、なぜ女性はサバサバ化するのかを考えてみたところ、3つの理由を思いつきました。

 

① 防衛

先日、「Wの悲喜劇」(Abema TV)の「なぜフェミニストは嫌われるのか」をいう回を見ていた時のこと。大学生の男子が「三女(三年生女子)、四女(四年生女子)はババア」と平気で発言するエピソードが明かされていました。

 

ハタチそこそこの女性にむかってババアとはなんだてめぇこの野郎こちとら43歳だぞと胸倉つかんでやりたいところですが、ここで「ババアとは何よ」と反論すると、男子はもちろん、後輩の女子にも「嫉妬してる」とみなされる可能性がある。そこで、あえて不本意なことを受け入れて「そうなんです、おっしゃるとおり、私はババアなんですよ」とふるまってしまう。

 

サバサバ売りをする女性が、ある程度オトナであるのも、この辺りと関係があると思います。サバサバは空気を読んでの気遣いであり、行き過ぎると一種の自傷でもあります。

 

② 満たされている

他人に対して無関心なわけではないが、必要以上に相手に首をつっこまない、アドバイスを求めると、しっかり話を聞いてくれて、助言も与えてくれる。周囲に信頼されるサバサバキャラはオフィスに一人はいると思われますが、彼女たちの共通点は、自分が満ち足りていること。自分が精神的に安定しているから、他人に対して適切な距離で世話が焼けるのです。

 

③ 甘え

とんねるず・石橋貴明は「みなさんのおかげでした」(フジテレビ系)で、何度も「RIKACOは本当にきれいだった」「デートしたくて、何度も家に電話した」と話していました。

 

RIKACOに魅せられていたのは、石橋だけではなかったようです。「良かれと思って!」(フジテレビ系)によると、RIKACOは若者に避妊やHIVの関心を持ってもらうためのイベントとして、RIKACO NIGHTをクラブで主催し、Tバック一丁で踊り狂っていたそうです。

 

客はRIAKCOを狙う男性ばかりだったそうですが、RIKACOはそういう男性に片っ端から説教をして回っていたそうです。ズバズバ物を言っても、男性がそこでおとなしく話を聞いているのは、RIKACOに魅力があるから。つまり、一種の甘えです。

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