コンビニやスーパーの1000円「うま得ワイン」、オススメの選び方は?

2016.10.18 FOOD

ボージョレ・ヌーボーのポスターが目につく季節となりました。一時期のブームは去ったとはいえ、最近、コンビニやスーパーで見かけるワインのラインナップがむしろ充実してきた気がしませんか? ワイン編集担当者・森信が、カジュアルにスタートする選び方4ポイントを指南します!

人気1位はデイリープライスのチリワイン

Red and white wine, grape, cheese and sausages over stone table. Top view

実は、2015年に日本へのワイン輸入量は、フランスを抜いてチリが1位になりました。

これは、リーズナブルなワインをデイリーに飲む人が増えてきたってこと。

グラスくるくる回しながら、高級ワインを飲んでうんちくを語る時代はもう終わり!

コスパ抜群のワインを、おうちでや、居酒屋で気軽に楽しみましょう。

 

ワインは女性にうれしいポリフェノールなどの成分も入っていて

美容や健康にもよいとされます。

飲むと気持ちがほぐれて心地よくなり、日々のストレス解消にもつながりますね。

 

「でもワインって選び方もわかんないし、酔っぱらいそう!」

という初心者に、おすすめの「うま得ワイン入門」術を指南しましょう。

 

1・まずはスーパーやコンビニで買ってみましょう

オリジナルの銘柄などコスパがよいワインが多いのが魅力。

1000円以下のワインも豊富なので、気軽にトライできます。

 

2・選び方のコツは、品種と国名

品種は、赤なら、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラー、メルロ

白なら、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブランなど有名なものを選ぶと間違いありません

国は、「新大陸」産がおすすめ。

チリ、アルゼンチン、オーストラリア、アフリカなど、「新大陸」と呼ばれる国では、

国家でワインの生産に力を入れています。

ヨーロッパから有名醸造家を招いて最適な土壌で栽培し、最新の技術で醸造しているワイナリーも多く、コスパは抜群!

 

3・選べるなら、スクリューキャップを!

新大陸ワインは、スクリューキャップが多いのも嬉しいところ。面倒なコルクを抜く作業が不要、飲み残しても保存できます。

このキャップは気密性が高く酸化しにくいなどメリットが多く、オーストラリアなどでは数万円する高級ワインにまで使われています。

 

4・赤か白かは料理に合わせて選んで。でもオキテは無いので好み優先で!

ワインと料理の相性を「マリアージュ」=結婚と呼びます。それほどワインと美味しい料理をあわせるのは幸せなこと。

お互いを引き立てあう存在なので、「食べたいもの」からワインを選ぶと簡単です。

一般的に、白ワインは魚料理やさっぱりしたもの、赤ワインは肉料理や味の濃いものと合うと言われます。まずはそのルールで選んでみて。

特別なごちそうでなくて、ふだんのおかずや常備菜と一緒に。チーズともよく合います。

とはいえ、ワインは嗜好品。ひとそれぞれ好みは違うので、自分が美味しいと思うワインが一番! 気に入った味のワインが見つかったら、いろんな料理と合わせてみましょう。

 

以上が選び方のコツですが……

それでも選べないという人には、専門スタッフがいるカジュアルなワインショップもおすすめ。

高コスパワインで有名な「ヴィノスやまざき」などは、

国別でなく「味別」にワインが並んでいるので選びやすいです

http://www.v-yamazaki.co.jp/

 

「ほろ酔い」が楽しく飲めるめやす

「ワインって、つい飲みすぎて酔っ払っちゃう……」。こんな不安がある方も多いのでは。

ワインは酔いが回るのに時間がかかるので、「ほろ酔い」の段階で納めておけば、気持ちよく楽しめます。

ワインだけ飲んでいては酔いが早く回るので、必ず食べ物と一緒に。

チーズやチョコレートを常備しておき、つまみながら飲んでも有効です。

 

今宵からさっそくワインを楽しんでみましょう!

「疲れて帰ったら、まずビールでしょ!」という方、それも最高ですが、

そのあとはグラス1杯のワインを試してみて。ちょっと贅沢でエレガントな気分になれます。

ボトル1本でワイングラス6杯程度飲めるので、1000円のワインだと、1杯は167円程度。

実は、ビールよりコスパがいいかもしれませんね。

 

もっとワインを楽しみたい方に、おすすめの本を紹介します

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『好みのワインがパッと選べる うま得ワイン入門』

今から飲みたい美味しくてお得なワインが勉強しなくても選べるようになる1冊。種本祐子監修。

定価:本体1200円+税(主婦の友社)

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好みのワインが250本の中から選べる、初心者OKのガイドです。

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ポイントは写真上や右の、「味別」「値段別」「地域別」にさっと引けるインデックス! 読み物としても楽しめるし、事典としても活用できます。

(OTONA SALONE編集部 森信)

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