#118 恋人いない歴9年の独女、久しぶりに「ときめいた」理由【40代編集長の婚活記】
待ち合わせ前に思っていたこと

そのときは、早めに切り上げる方法を3パターンくらいは考えていた。万が一のときの行動を事前に考えておくのは、仕事でいろんな経験をしてきたからかもしれない。
実はある雑誌の編集部にいたとき、表紙撮影日の当日に撮影がキャンセルになったことが2回ある。どちらもリスケが無理という状況になってしまった。急遽、空いてしまった表紙をどうするか? 〆切までの時間がない中で、対策を数パターン考えざるを得なかった。
なので、いざという時のリスク対応は、比較的慣れている。
もしかして口が上手い男⁉

だったけれど、会って1時間もしないうちに私のテンションは180度変化した。レディファーストな彼の立ち居振る舞いに、ちょっと浮かれモードになっていた。
でもちょっとだけ考えた。「口が上手い女性慣れした男性なのかもしれない」と。
長年恋人がいない恋愛ご無沙汰女子は、ちょっとしたことで警戒する。だから「スキがない」と言われるのだろうか。
意外なところをほめるジェントルさん

ジェントル「アサミさんはオシャレですね。今日のファッションも素敵です。個性的で」
え、コレをほめる⁉ 絶対に男ウケしないファッションなのに。ダボッとしたチュニックにワイドパンツ。肌の露出もボディラインもわからない、ゆるゆるっとした恰好。以前、婚活カウンセラーの先生にはNGを出されたコーディネート。王道モテとは真逆。
アサミ「あ、ありがとうございます! このトップス、台湾で買ったんです」
ほめられると思わなかったところ(そしてお気に入り)をほめられると、人間はちょっと調子に乗ってしまうもの。
ジェントル「台湾なんですね。確かに、日本ぽくないと思いました」
アサミ「民族衣装みたいですよね」
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