自分史上最高の体重になった40代、人生初のファスティングを始める【後編】
出張続きで華麗に体重増加。2キロ強の体重増ですが、自分にとってはまだ見たことのない数字に愕然とし、以前から気になっていた、3日間の“食べる”ファスティングをすることを決意した筆者の体験談を綴ります(前編はこちら)。残り2日間、空腹に耐えられるのか? そして、その結果はいかに?
3日間のプログラムの2、3日目がスタート!
前編でお伝えしたように、筆者が挑戦しているのは、おいしく食べるファスティング「delifas デリファス」。
固形物を摂らないのではなく、朝のデトジュース、お昼のサラダ、夜のスープの構成になります。1日目は昼と夜の間がつらく、炭酸水やハーブティーを飲みまくり。あ、お酒やカフェインはNGですが、デトックス効果を高めるために、ファスティング中は1日2リットルの水分摂取が推奨されているんです。
でもね~、食べたいのはそういうものじゃないのよね~。固形物でお腹を満たしたいのよねえ。
2日目のデトジュースは、小松菜やケールを主体とした緑色のジュース。見るからに体に良さそうです! 梨とりんご、しょうがが入っているので甘さも感じられ、飲みやすいのもうれしいところ。けっこうどろっとしているので時間をかけてじっくりいただきました。
お昼のサラダはサラダほうれん草が主体。ブロッコリープラウトの辛味がいい感じ! 自然な甘さのトマトも美味でした。
夜は「根菜とハトムギと生姜のスープ」。前日の「たっぷり野菜のカレースープ」同様、具材がごろごろと入っているのでけっこう食べ応えあります。
1日目が苦しかったので戦々恐々としていましたが、2日目は意外となんなくクリア(笑)。ま、夜寝る前は口さみしくなったけど、そこは白湯を飲んでぐっとこらえました。
最終日! 体重は元に戻るのか!?
さあいよいよ3日目です。3日目の朝の段階で、スタート時よりも1・5キロ減。うれしいのですが、まだ元の体重には戻っていません。
3日目のデトジュースは、プルーン、ぶどう、ミニトマトといった、私にはまったく思いつかない組み合わせ! おいしいかと問われれば、好みが分かれるところかなとは思いますが、飲みやすいことは確かです。
今回のメニューのなかで、私がもっとも気に入ったのはこの日のサラダ。赤水菜とおくら、カボチャのサラダなのですが、これがいろいろな味や食感が楽しめておいしいんです。ごまポン酢ドレッシングともよく合います。
カボチャをむしゃむしゃ食べたので結構お腹いっぱいに。「これはイケる!」と思ったのですが、胃袋を刺激してしまったのでしょうか。夜までなかなか辛かったです。
空腹にたえたこともあり、夜のスープもしみました。赤パプリカ、かぼちゃ、豆乳などの入ったやさしい味でありながら濃厚なスープで、やはりここでも私はワインとパン(もしくは玄米)が欲しくなってしまいました。ファスティング中じゃなきゃ、当然飲んでましたね。
3日間の“おいしく食べるファスティング”で体の変化は!?
さて、3日間の“おいしく食べるファスティング”の結果ですが、4日目の朝の体重は、始める前から2キロ減っていました。ちょうどここ1か月で太った体重と同程度です(完全には戻ってないけど)。ただ、見た目の数値以上に、体が軽くなったというか、肌の調子もいい! お通じも快調です。
やってみての実感は、「2キロ落とすのって大変なんだな」と、「おいしく戻せたからいいや」という気持ちの両方(笑)。2キロ強ならどうにかなりそうですが、これが5キロとなるとなかなか元に戻すのは大変そうです。まあ、要は太らなければいいのですが。
会食が続き、どうしてもカロリー過多になってしまう時は、その後、プチファスティングをするなど、上手に使いこなしていこうと決意。当たり前のことですが、派手に太ったら、そのぶん落とすのにも労力を要します。でもちょっと増えた体重、体脂肪を減らすのは決して難しいものじゃないと実感しました。
ファスティング後に、管理栄養士の方からいただいたアドバイスシートには、「ファスティング後は、体重が減りますが、それは脂肪が燃焼された訳ではありません」と書かれていました。ここで調子に乗って暴飲暴食しちゃいけないのね……。今日は会食なので、朝はデトジュースで初めてみようかな。
おいしく食べるファスティング「delifas」
http://www.delifas.com/
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