胃が痛くて、大好物も喉を通らない…。楽しみだった女子会にも参加できなくなった46歳女性の不調の正体

「食べ過ぎていないのに、胃もたれや胃痛がする」「最近、胃がムカムカしてつらい」など、40~50代になり、こんな悩みがありませんか?日本の女性は平均的に50歳頃に閉経を迎えることが多く、閉経を挟んだ前後5年間は「更年期」と呼ばれています。この時期は、ホルモンバランスの影響で、さまざまなからだや心の不調に悩む女性が多いです。

更年期女性のお悩みのひとつに「胃痛」があります。今回は、更年期の胃痛の改善法について薬剤師の清水みゆきさんに教えてもらいました。

あれだけ女子会好きだったのに…胃が痛くて食事も楽しめない

 

 

まなさん(46歳)は、最近ひどい胃の痛みに悩まされています。

「とくに食べ過ぎたり、食生活を変えたりした覚えもないのに、ここ数か月ほど胃がムカムカしたり、痛くなったりと調子が悪い日々が続いています。『そのうちよくなるだろう』と思っていましたが改善しません」

 

経理事務として働くまなさん。毎週金曜日に会社の同僚と食事に行くのを楽しみにしていました。先日、いつものようにみんなで食事に行ったものの、胃腸の調子が悪くてあまり楽しめなかったそうです。

「やっと予約できた人気のイタリアンレストランだったのに、胃の痛みがひどくて食欲もなく、ほとんど食べることができませんでした。食べれなかったのも残念ですが、体調が悪いせいか、テンションも上がらず同僚とのおしゃべりも全く楽しめませんでした」

 

最近は、日中だけでなく夜も胃がムカムカして眠れないこともあるというまなさん。胃腸の不調が続き、また胃の痛みが悪化すると思うと不安なので、食事の誘いも断るようになってしまったそうです。

「仕事帰りにみんなと食事しながらおしゃべりする時間は、私も毎週楽しみにしていたんですが…」

さらに「最近、付き合いが悪いよね」と同僚たちが陰で話しているのを偶然耳にして、まなさんはすっかり落ち込んでしまいました。

 

生活習慣を改善したのに…耐えられない胃痛が続く

消化のよい食事にしたり、温かい飲み物を飲むようにしたりと胃にやさしい生活を心がけても、まなさんの胃の痛みは一向によくなりません。

「大好きだったコーヒーも我慢してアルコールも控えていますが、全く改善の兆しがありません。市販の胃薬を飲んだら一時的にはよくなった気がしますが、しばらくするとまた痛くなってしまいます」

 

食欲がなく元気のないまなさんを心配したご主人から「ただの胃痛じゃなくて何か病気かもしれないから、早く病院に行って診てもらってこい」と言われて、まなさんは消化器内科を受診しました。

 

つらい胃痛に効く薬があるって本当?

消化器内科で一通りの検査をしましたが、とくに異常はみつかなかったそうです。薬が処方されましたが、やはり効果は一時的でしばらくするとまた痛みが再発します。

「このままだと、一生薬を飲み続けることになるかもしれない…」

 

胃の不調を根本から治す方法はないかとネットを検索したところ、漢方薬で胃腸の不調が改善したというブログを見つけたそうです。早速、自宅から通院できる漢方クリニックを探して、セカンドオピニオンも兼ねて受診することにしました。

「検査で異常がないようですし、年齢的におそらく更年期が原因でしょう。ホルモンバランスの乱れで自律神経が不安定な状態になると胃腸のはたらきや痛みを感じる知覚神経にも影響することがよくあります」

 

そう医師に言われて、漢方薬が処方されました。本編では、食べ過ぎたわけでもないのに胃痛やムカムカが続き、大好きだった同僚との食事会まで楽しめなくなってしまった46歳のまなさんのお話をお届けしました。

▶▶検査では異常なし。それでも続いた胃痛が軽くなった理由。46歳女性が試した更年期不調の対策

では、まなさんがセカンドオピニオンとして漢方クリニックを受診し、胃痛と更年期の関係に気づいてからの改善までをお伝えします。

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