モデルナワクチン接種者が感じた「副反応がひどくなる人の傾向」とは

*ワクチン副反応体験談の一覧はこちらから

新型コロナワクチンの接種が進むにつれ、様々な副反応体験の声が挙がるようになりました。

中には、ワクチン接種の前に知っておけば準備できること、回避できることも。

1回目の接種を終えたばかりの谷山ヨウコさん(57歳・大阪府)の体験を伺いました。後編です。

前編はこちらから>>>「モデルナ停止のロットだった」大阪府女性、この副反応に関係は?

 

花粉症、アレルギーの人は寝込む傾向?家事はまとめて終わらせてから接種

「実は、こうなる予感はありました。私、花粉症なのですが、お客様からのお話では、どうもアレルギー体質や花粉症の方は副反応が強いように思えていて。まさかここまでとは思わなかったけれど、恐らく最低でも3日寝込むだろうと見当をつけていたんです」

 

中には1週間ぐずぐずと寝込んだ例も聞いていたため、あらかじめ家事はご家族に任せる段取りでした。ご飯はできあいのものを娘さんに買ってきてもらい、掃除や洗濯は同居のご両親に依頼。そして、掃除は接種前日にまとめて完了。家中をピカピカに仕上げ、ストック類も補充してから出かけたそうです。

 

「インスタント食品といっしょに、ビタミンCとプロテインも買いだめしました。タンパク質を採ったほうがいいと聞いていたんです。また、私は熱中症を起こしやすい体質のため、普段から主治医に水に解いて飲む電解質剤の『ソリタT配合顆粒3号』を処方してもらっています。発熱中はこうした飲み物も役立ちました」

 

接種から9日目の27日(金)にようやく熱が平熱に下がりましたが、その後も夕方からは倦怠感に襲われ、29日(日)の時点でも背骨に沿った腰・背中・首の関節痛は継続中です。

 

一段落ついてかかりつけの主治医に出向いたところ、「色んな副反応が出てるなぁ。でも、もう1回目を打ったんやから、2回目も打たんとな。何とかなるやろう、大丈夫やで」とにこやかに励ましてもらえました。でも、目は笑っていなかったそう。いっぽう、看護師さんには「1回目でこれじゃあ、2回目は大変そうやねぇ……」と心配されました。

 

どこからが「異常な反応」なのかが判断できない。政府はもう少し情報を

「私が接種したのはモデルナの異物混入ロットそのものではなく、『未使用の状態での異物混入は報告されていないものの、同じ時期に同じ施設で製造されたことにより使用を見合わせているロット』でした。死者2人、副反応13人が報告されていますが、因果関係はまだ未発表です。でも、もし私の接種したロットでも『金属片』が入っていたとしたら、私は金属アレルギーを持っているので心配ではありますね……」

 

異物混入ワクチン関連に対して、政府からの情報提供が少なすぎると感じているヨウコさん。

 

「人手不足なのは理解できますが、誰がどのロットを接種したのかを関係機関は把握しているハズなのに『異常があったら連絡してきて』というのは少し乱暴かな?とも思います。現時点で個人が一般的な副反応なのか、明らかに異常な反応なのかを判断するのは無理ですよね。いったいどうなったら連絡すればいいのか……?」

 

ヨウコさんは来月にまだ2回目接種を残しています。

 

「2回目はきついとの声を多く聞いていますから、これにも大きな不安を抱えています。2回目接種の2日後に毎月定期開催のパワーストーン教室があるのですが、多分無理だろうなぁ、今から休講の告知をしておこうかなぁと悩んでます」

 

ワクチン接種の副反応には個人差がありますが、少なくとも接種後の予定は余裕を持ったスケジュールで組んでおかないと大変かも、と思っているそうです。

 

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