「がんしゅうそう」とも読みますが……「含羞草」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「含羞草」です。
「含羞草」の読み方は?
「含羞草」は植物の名前です。“恥ずかしいと感じること”を表す「羞恥(しゅうち)」の「羞」が「含」まれる「草」とあると、どのような植物の姿が思い浮かびますか。
「含羞草」はこんな植物を表します。
マメ科の小低木。園芸では一年草として扱われ、高さ20〜90センチ。葉は羽状複葉で、物が触れると急に閉じて葉柄から垂れ下がり、また夜になると閉じる。
出典元:小学館 デジタル大辞泉
“物が触れると急に閉じて葉柄から垂れ下が”る植物の名前は……
正解は……
「おじぎそう」です。
「含羞草」は「御辞儀草」とも書きます。
「含羞草」は漢名(中国での呼び名)で「がんしゅうそう」とも読むことができます。「含羞(がんしゅう)」は“はずかしがること。はじらい。(引用元:ガンシュウ|言葉|漢字ペディア)”を意味します。「含羞草」の由来は、葉が垂れ下がる様が羞(は)じらっているように見えることからきています。
読めそうで読めない「〜草」
植物の難読漢字の中で、なんとなく耳にしたことがあるけど、漢字で表されると戸惑ってしまうような「〜草」の漢字を集めてみました。あなたはいくつ読めますか?
- 藺草
- 刺草・蕁麻
- 車前草
- 勿忘草
「勿忘草」は「忘」の漢字から見当がつくかもしれません。ですが私はこれらの漢字を初めて見た時「そう書くんだ……」と驚いてしまいました。
正解は……
- いぐさ
- いらくさ
- おおばこ
- わすれなぐさ
です。
「藺草」は畳を作るのに用いられる植物で、「刺草・蕁麻」はトゲのある植物の名前です。「刺草」の刺毛に触れるとその部分は赤く腫れて、痛痒くなります。「蕁麻」は「刺草」の漢名(中国での呼び名)で、蕁麻疹(じんましん)の語源はこの植物からきています。「車前草」は「大葉子」とも書きます。「勿忘草」は春から夏にかけて、小さな青紫色の花を咲かせます。
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