「へたもの」ではありません。「下手物」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「下手物」です。
「下手物」の読み方は?
「下手」と見ると、“やり方が巧みでないこと”を表す「へた」や位置が下の方であることを意味する「したて・したで・しもて」などの読みが思い浮かぶかもしれませんが、「下手物」を「へたもの」「したてもの」「したでもの」「しもてもの」と読むのは残念ながら間違い。
「下手物」の読みは、以下に示す意味や例文から導き出せるはずです。
「下手物」は
1 並の品。粗雑で安物の工芸品。
2 普通とは違って、風変わりなもの。出典元:小学館 デジタル大辞泉
という意味です。2の例文には「下手物食い」「下手物趣味」などが挙げられます。
正解は……
「げてもの」です。
なお“並の品”を表す「下手物」の対義語は「上手物」です。
「上手物」は
巧に作られた高価な工芸品
出典元:小学館 デジタル大辞泉
という意味です。なんと読むかわかりますか?「じょうずもの」「うえてもの」「うえでもの」「かみてもの」ではありませんよ。正解は「じょうてもの」です。
「したごしらえ」を漢字で表すと……
料理番組などで「したごしらえ」という表現を耳にしたことがある人は少なくないはずです。「したごしらえ」は「下拵え」と書きます。
「下拵え」は
1 あらかじめ準備をしておくこと。下準備。
2 料理の前にだいたいに作っておくこと。出典元:小学館 デジタル大辞泉
という意味です。
上記にある「下準備」や「下処理」なども“あらかじめ準備をしておく”の意味で用いられる言葉です。なぜ、これらの言葉には「下」がつくのでしょうか。
「下拵え」や「下準備」の語源は諸説あるようですが、「下(した)」が表す意味の一つ“名詞の上に付いて、前もってするという意を表す。(出典元:小学館 デジタル大辞泉)”が「「下拵え」や「下準備」につく「下」の意味といえるでしょう。
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