
「ひっけん」ではありません。「引見」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「引見」です。
「引見」の読み方は?
「引見」とは
地位の高い人が、人を呼び入れて対面すること。
出典元:小学館 デジタル大辞泉
という意味です。
類語には「接見」「会う」「対面する」「目通りする」「お目にかかる」などが挙げられますが、例文に「法王が使節を引見する」などが挙げられているのを見る限り、日常生活でよく見かける言葉ではないと思われます。そのため、見慣れない、読み慣れない人も少なくないはずです。
「引く(ひく)」「引ける(ひける)」などの「引」の読みと、「〜見」の形から「引見」を「ひっけん」と読んだ人がいるかもしれませんが、そう読んでしまうと“必ず見なければならないこと。見る価値のあること。また、そのもの。(出典元:小学館 デジタル大辞泉)”を意味する「必見」と勘違いされてしまうかもしれません。
正解は……
「いんけん」です。
「イン」は「引」の音読みです。
「引見」とその類語の読み
なお「精選版 日本国語大辞典」には「引見(ひきみる)」とも記載されています。「引見(ひきみる)」の場合は
① 引いてみる。ひっぱってみる。
② 手もとに引き寄せて見る。近くに見る。親しく見る。いんけんする。
③ ためす。試みる。出典元:精選版 日本国語大辞典
という意味を表します。
「引見」の類語である「引接」も2つの読みがあります。「引見」と同等の意味を表す場合には「いんせつ」と読み、
1 呼び入れて対面すること。主として相手が目下の者の場合にいう。引見。
2 ある人を他の人に引き合わせること。
3 ⇒いんじょう(引接)出典元:小学館 デジタル大辞泉
という意味になります。
そして上記3にあるように「引接(いんじょう)」と読むと、仏教の用語となり、
1 仏・菩薩ぼさつが衆生をその手に救い取り、悟りに導くこと。
2 人の臨終のとき、阿弥陀仏が来迎らいごうして極楽浄土に導くこと。出典元:小学館 デジタル大辞泉
という意味になります。
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