
ランチどきにこのしぐさをする人は残念。まずは日頃の「無意識の習慣」を見直してください
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職場やランチなどで、自分では気がつかず無意識にしてしまっているしぐさが、同僚には不愉快に映るときがあります。
(一社)日本プロトコールアンドマナーズ協会の松田玲子先生によると、「自宅にいるときと同じ行動が思わず出てしまうので、ご自身の行動を一度見つめ直してみましょう」とのこと。
では、どのようなしぐさが「表出しやすい」のでしょうか?
前編の「普段の生活が露呈する」オフィス7つのNGしぐさ。知的で気品がある人は「無意識のしぐさ」が身についている に続く後編は、ランチの席編です。
<ランチどきの無意識編>
1・ランチでは、「お箸の使い方」が見られています
同僚とランチに行くことも多いと思いますが、他の方のお箸の持ち方や使い方について気になることはありませんか? 正しくお箸を持って美しく召し上がっている姿は美しいものです。
親指、人差し指、中指の3本でしっかり支えられていますか? 人差し指の先から第一関節の間ほどに親指の先がくるようにお箸を持ちます。親指、人差し指、中指の3本の指先が、大きくずれることなくしっかりとペンを支えるように持つのが基本です。
お箸の使い方こそ、普段の生活習慣が露呈しますので正しい使い方を習得しましょう。
2・器に手を添えて召し上がっていますか?
器を持って美しくいただくポイントをお伝えします。
器を口のそばに持っていくと姿勢が崩れることなく美しくいただくことができます。そのため、お椀など持てる器は手に持って、口のそばに持っていき召し上がってください。
和食のお店でお食事をするときには、右ききであれば左手を置いてある器に軽く添えます。左手をテーブルの下に置いたままでお食事をすることはありません。
例えばお魚の身をほぐす時など右手だけで行わず、お皿に左手を添えるだけでとても上品なしぐさになりますし、お皿が傾くなどの粗相を防ぐことができます。
3・箸を持ったままではなく、一旦箸を置いてから器を持つのが美しい所作
お茶碗やお椀を持つときにお箸を持ったままではなく、一旦箸を置いてお椀など器を取り上げてから、お箸を持つと所作としても美しいですし、お箸が他の器にかかってこぼすなどのトラブルを未然に防ぐことができます。
今後の状況にもよりますが、クライアントとの食事の機会も増えてくるかもしれません。その時に、お箸の使い方や器の持ち方に気を付けようと思うあまり、緊張してしまって失敗することも少なくありません。
クライアントとの会食の場をより良いものにするためにも、是非、普段の自宅での食事の時からお箸の使い方や器の持ち方について意識してみてはいかがでしょうか。
お箸の使い方に気を取られることなく、今後につながる会話も楽しむことができるようになると思います。
レディとして、見られる意識と魅せる意識を持って日々の生活を
何気なくおこなっている行動には、普段の無意識におこなっていることが出てしまいます。相手を敬う気持ちと気配りや、ものに対して丁寧に扱う心があれば、それが自然に美しいふるまいとして出てくるはずです。
自宅でも“見られる意識、魅せる意識”を持って過ごすようにしていきましょう。
▶【この記事の前編】「普段の生活が露呈する」オフィス7つのNGしぐさ。知的で気品がある人は「無意識のしぐさ」が身についている
取材・文/エディター・ライター (一社)日本プロトコール&マナーズ協会理事 高谷治美
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