「しゅんうま」ではありません。「駿馬」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「駿馬」です。
「駿馬」の読み方は?
「駿馬」の読み方は「駿」の音読みと「馬」の音読みを組み合わせたものなので、タイトルにある「しゅんうま」は間違い。
「駿」の音読みは「シュン・スン」、「馬」の音読みは「バ」と常用漢字表外のものに「メ・マ」があります。
正解は……
「しゅんめ」です。「しゅんば」とも読みます。
「駿」には
①すぐれたウマ。②すぐれた人。すぐれる。③はやい。すばやい。④「駿河(するが)の国」の略。
出典元:駿|漢字一字|漢字ペディア
という意味があります。
そんな「駿」と「馬」を組み合わせた「駿馬」とは
足の速い優れた馬。しゅんば。
出典元:小学館 デジタル大辞泉
という意味です。
「め」というのは「馬」の呉音(ごおん)で、「ば」は漢音です。
音読みには、呉音、漢音、唐音といった複数の種類が挙げられます。代表的なものが「しゅんめ」「しゅんば」の違いにある呉音、漢音です。
まず漢音は、平安時代の初めごろまでに遣唐使などによって伝えらえた、唐の首都・長安の北方標準音に基づく漢字音です。一方、呉音は北方系の漢音に対して中国語南方方言に基づく漢字音といわれています。呉音は漢音以前に日本に伝えられました。
唐音は
1 日本における漢字音の一。狭義には、江戸時代に、長崎を通じて伝えられた、中国、明から清の初期の中国語の発音によるもの。禅僧・長崎通事・貿易商などによって伝えられた。広義には、江戸時代以前から広まった宋音をも含めた「唐宋音」をいう。
2 一般に、中国語または中国語音のこと。出典元:小学館 デジタル大辞泉
を意味します。
漢字一つにさまざまな読み方があること、言葉によって読み方が変わることは、厄介なことのようにも思えます。ですが、漢字の成り立ちや読み方の由来から、言葉は時代とともに変化していくものだということを知ることができます。
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