特に40代女性が深刻!10万人調査では8割が疲労状態。「疲れ」を放置すると人より「早く老化する」、その根拠とは
その疲れ、老化のサインかも?やがて病気も呼び寄せるメカニズムとは
実は、「疲労」は「老化」に直結していることをご存じですか? 疲労がたまり続けると、老化も進みやすくなることが分かっています。私たちの体はエネルギーを作るときに酸素を使うため、その過程で活性酸素を生み出します。活性酸素は増えすぎると細胞内の酵素などの大切なタンパク質や細胞機能を保つための細胞膜脂質などをサビ付かせ、細胞の機能低下を起こして、それにより体の中では小さな炎症が続き疲労の主な原因の一つになるのです。
こうした細胞のダメージが十分に回復しないまま疲労をため続けると、慢性化します。そして体の修復が追いつかなくなることで、老化が進みやすくなると考えられています。
ただし、老化だけではありません。「最近、どうも疲れが取れなくて……」という疲労の裏には、健康に関わる重要なSOSが隠れていることもあります。医学的な統計データでは、末期がん、糖尿病、腎不全などの病気があると、「強い疲労を感じている人ほど生存率が下がる」という厳しい事実がはっきりと示されています。
慢性的な疲労で細胞が傷ついた状態が続くと体は常に炎症反応を起こし、免疫力や回復力が落ちます。病気と闘うためのエネルギーが不足して治療の効果も弱まり、結果として生存率が低下してしまうのです。「私は病気じゃないから」と思っている人も、油断しないでください。今は病気でなくても強い疲れを溜め込んでいると、体調を崩したり病気になったりするリスクが高くなります。
疲労は毎日自分で気づける、とても身近なサインです。一方で老化は、昨日と今日の顔や体を見比べても実感しづらいでしょう。「疲労は病気じゃないから」と何となく放置しがちですが、毎日分かる疲労を丁寧に整えることが、結果的に老化の進行をゆるめることにつながります。疲労を軽くすることは、日々の体調管理でできる“アンチエイジングの確かな入り口”とも言えるのです。
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