#141「連絡する」と言ったのに! 2週間も放置する男って【40代編集長の婚活記】
相変わらずレディファースト
テーブルの奥側の席に座らせてくれたり、サラダを取り分けてくれたり、飲み物に気づかってくれたり……。相変わらず紳士なジェントルさん。本当にやさしい。こんなにレディファーストなおもてなしをしてくれる彼のことが、やっぱり好きだ。
そろそろ気持ちをちゃんと伝えようと思うのだけれど……。
ランチを食べながら話していたことは、彼の出張でのできごと、帰国してからの日々の話。そして私からは仕事の話、少し前に実家に帰省した話。あっという間にランチタイムは終わってしまった。
5回目デートはランチで終わり?
ジェントル「夕方から予定があるとお伝えしましたけれど、アサミさん、もう少しお時間ありますか?」
アサミ「はい。私は全然」
ジェントル「では、ちょっとお茶でもしましょうか」
少し歩いたところにあるカフェに入った。
明るくて静かなカフェ。向かい合わせの席。また奥の席をゆずってくえる紳士なジェントルさん。やさしいな。
今日の5回目デートこそ、私なりに好意の気持ちを伝えようと思ってきたけれど……なんかこのシチュエーション、切り出しにくいな。女性客ばかりで、女子会ワールドなんだもの。
ジェントルさんは女性客ばかりのお店でもあんまり気にならない人なのね。さっきのオーガニックランチのお店も95%が女性客だった。ま、わりとマインドが女性寄りだからかな……。
突然、ジェントルさんが!
少しお茶を飲んでカップをソーサーに置いたときだった。
ジェントルさんが私の手を触れてきた。顔を上げるとじっと私を見つめている。なんか今までとちょっと違って感じるのは、彼の顔が日焼けしているせい? それとも?
ジェントル「アサミさん……」
ちょっと言いかけた彼。え、何、ナニ? 何を言おうとしているの? ドキドキが止まらなくなった40代独女なのであった━━。
【何を言おうとしてるの、ジェントルさん。もしかして⁉ 続きはコチラ】
#142 男はどう思うの?「手を触れる」ことについて【40代編集長の婚活記】
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