#144【あるある】恋愛下手な40代独女にありがちなこと【40代編集長の婚活記】
よろこんでもらえた金沢土産
ジェントル「僕、ときどきお弁当を作って行くので、ごはんにかけてもいいかも」
アサミ「すごい、お弁当男子なんですね。私、お弁当を作ったなんて5回くらいしかない(苦笑)」
ジェントル「じゃ、今度お弁当つくってあげましょうか」
お弁当を作ってあげる⁉ え、え、え、いいんですかっ!? うれしすぎる……!
そのあと食事をしながら、さっきまで彼がやっていた仕事のことや、作品づくりのこと、アトリエのことなどを話していた。
イスの距離が近いカウンター席。かなり接近して座っている。いままでで一番近い距離感で座っている二人。でもイヤじゃない。むしろ、その近さがうれしく感じた。
もう少しお話したい、40代独女
接近している二人、例によってまたネイルをほめてくれたりと、ムードはそれなりに出来つつあったと思う。だけど告白する雰囲気までは至らなかった。この決意したのに一歩踏み出せない感じも、恋愛下手な独女の傾向だろう。
食事を終えて、エスニック料理店を出た。20時半を過ぎたくらいだった。まだそんなに遅い時間ではないから、もう少しお話したいな。どこかお茶でもって言おうかな。そのときだった。
ジェントル「もしよければなんですけど、さっきお話した僕のアトリエ、寄っていきませんか?」
アサミ「え?」
食事のときにアトリエの話を聞いていた。店から歩いて5~6分くらいの場所、と言っていた。
ジェントル「今日、美術館は間に合わなかったけれど、ちょっとだけ僕の作品も置いてあるので、もしよかったら」
アサミ「いいんですか?」
ジェントル「はい。コーヒーだけでも飲んでいってください」
彼のアトリエ! オフィスではないから誰かがいるわけじゃないよね? ってことは2人っきりってこと? やだ、どうしよう。もしかして告白するチャンス⁉ いままで以上に胸が高なるのであった……。
【ジェントルさんのアトリエへ。初めて2人きりになる⁉ 続きはコチラ】
#145 何か起こる⁉ 40代独女、初めての「二人きり」【40代編集長の婚活記】
【前回はコチラ】
#143 40代独女「初めてのアレ」を決意する…⁉【40代編集長の婚活記】
☆「婚活記」が本になりました☆
『40代ご無沙汰女子の、ざんねんな婚活: 婚活して初めて気づいた、人生において大切な17のこと』
スポンサーリンク