【節約】おひとり様だからこそできる!ストレスフリーな「節約術」

厚生労働省によると平成29年(2017年)の女性の平均寿命は87.26歳となっており、平均寿命は年々のびていっています。40代にさしかかると老後の長い生活に少しずつ夢や不安をいだくようになってくるのではないでしょうか。独身の人は今、おひと様まだからこそできる節約があります。今回は、おひとり様だからこそできる節約についてお伝えします。

1手間をかけずに自炊する

夕食はお弁当やお惣菜を買って帰ることが多いという人も多いのではないでしょうか。1人分の料理を作るとなると、大量になっていまい何日もかけて食べなくてはならない、材料費がかかるから買った方が安上がりなどの経験から、自炊はしないという人は少なくないでしょう。お惣菜1つ200~300円で購入できると、高いという感覚にならないかもしれません。

しかし、毎日コンビニやスーパーに立ち寄るため、意外に無駄な物までちょこちょこ購入しているということもあります。

やはりベストなのは作り置きです。作り置きといえば、家事の得意なベテラン主婦が家族のために大量に作るというイメージがありますが、おひとり様なら、自分の大好物な簡単メニューだけを作っておけばいいのです。

たとえば、ゆで卵とめんつゆをタッパーに入れてつけておくだけで、煮卵が簡単に作れます。また、ほうれん草を茹でたものを小分けにしてラップに包んで冷凍しておき、出かける前に冷蔵庫に入れておけば帰宅時間には自然解凍されているので鰹節とお醤油をかえれば一品になります。お米をまとめて冷凍してチンすれば、おにぎりやお弁当を買うよりも十分節約できます。

基本的な事のようですが、食費を見直すことは手っ取り早い節約なのです。

電気料金のプランを見直す

電気料金の見直しをすることで固定費の節約につながります。

家族で住んでいると、それぞれのスケジュールによって在宅時間帯がバラバラですが、おひとり様でしたら、自分の在宅時間帯に合わせた料金プランを選ぶことができ、電気料金の節約になります。

たとえば、帰宅するのは夜だから、電化製品を使用する時間帯は夜が多いということでしたら、夜の時間帯に電気を使用するとお得なプランなどに変更することで料金を見直せます。

また、アンペアを下げることで電気料金の基本料金が下がります。契約アンペアの大きさは、同時に使用できる電気の量を表していて、電気料金の基本料金は、契約アンペアに応じて決まります。

東京電力エナジーパートナーなら、たとえば30アンペアなら月額842.40円、40アンペアなら月額1123.20円、50アンペアなら月額1404.00円という風に10アンペア~60アンペアにて10アンペア刻みで設定されています。

おひとり様なら30Aあれば十分かと思いますが、電気料金の見直しと合わせて、契約アンペアについても電力会社に確認してみることをおすすめします。

保険料を見直す

マネー相談の相談内容に多いのが生命保険の見直しです。入社してから生命保険を見直したことがない人であれば生命保険を見直すことをお勧めします。

20年前に契約した生命保険には良いものもあれば見直した方が良い保険があります。貯蓄型の生命保険であれば、今では考えらえないような高い利率の商品もあり、そのまま継続して加入しておきたいものもあります。

一方、必要以上に死亡保険金が高いうえに、保険料が更新するタイプで10年ごとに上がっていくタイプなど、保障内容が合っていない保険にそのまま加入しているといケースも少なくありません。

保険は途中で解約すると損と思い込み、これまで見直すこともなく保険料を支払い続けているという人もいますが、必要のない保障であれば、解約し見直すことも必要です。今は、インターネットで加入できる通販型保険に見直すことで保障内容が変わらずに保険料を下げられる可能性もあります。
ご自身にために万が一の時に役立つ保障内容に保険料は支払いたいものです。

まとめ

おひとり様だからこそ、ご自身のペースに合った節約があります。40代、50代の人でも、これからの人生はまだまだ長いです。男性に比べて女性の方が平均寿命は長く、結婚しても老後はおひとりさまの時間を過ごす可能性は大きいです。今のうちから、おひとりさまだからこそできる節約を身につけておくことも必要なことではないでしょうか。

今関 倫子
ファイナンシャル・プランナー
外資系保険会社勤務中にファイナンシャル・プランナー(FP)を目指し、AFP(日本FP協会認定)資格取得後、独立系FP事務所に転職。女性を中心に年間のべ200件以上のマネー相談を受け、多くの経験を経て独立。個人マネー相談、執筆、マネーセミナーを中心に活動中。FP Cafe登録パートナー

 

 

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