「身体がだるおも……」それ、寒暖差のせい?更年期女性のぐったりを引き起こす本当の原因
「暑さが落ち着けば、もっと動けると思っていたのに」「出かけやすい季節になったはずが、家事をするだけでぐったり」。そんな秋のだるさに戸惑っていませんか。周囲が行楽やスポーツを楽しむ様子を見ると、「私だけ怠けているのかな」と落ち込むこともあるでしょう。
しかし、過ごしやすい気候と、からだの調子は必ずしも一致しません。単に「疲れている」だけではなく、睡眠や食事、ホルモンの変化、病気などが関係していることも。秋に動けなくなる背景と、無理なく取り入れたいケアを確認しましょう。
「快適な気候なのにぐったり」その理由は?

イラスト/lely
秋は「昼間は汗ばむのに朝晩は冷える」など、時間帯によって気温が大きく変わる季節です。さらに、屋外と空調の効いた室内を行き来することで、温度差を感じることもあります。このような温度差は、自律神経に負担をかけます。そのため「夏より涼しい」と感じる秋でも、からだへの負担が小さくなっているとは限らないのです。さらに、更年期世代になると、ほてりや発汗、眠りの不調も起こりやすく、季節の変化と重なって疲れを感じる場合があります。
原因は自律神経だけではない!秋にだるくなる3つの可能性

Photo:O-DAN
「からだがだるい」「疲れやすい」と感じると「自律神経が乱れているのかも」と考える人が多いですが、それだけではありません。その他の要因にも目を向けてみましょう。
寒暖差による体温調節の負担
朝は厚着で出かけ、昼には汗だくになり、夕方は汗で冷える。このように暑さと寒さを繰り返すと、からだはその都度、発汗や血流を調節します。さらに、気温や気圧の変化に伴ってだるさや頭痛、めまいを感じる人もいます。「雨の前に頭痛が出る」「冷える夕方に調子が悪い」など、自分の不調が起きやすいタイミングと天気、その前日の睡眠時間を記録しておくと、対策を考える際に役立ちますよ。
続く睡眠と栄養の不足
夏の間、暑さで何度も目が覚めたり、食欲が落ちて麺類だけで済ませたりという生活を送っていた場合、涼しくなってからも疲れが残りやすくなります。忙しさやダイエットで食事を減らしている人は、エネルギーだけでなく、タンパク質や鉄を十分に摂れているかも確認しましょう。
おにぎりに卵や魚、大豆製品を添えるなど、主食だけで終わらせない工夫が大切です。ただし、肉や魚、豆類などから鉄を摂っても目まいが続くなどのように貧血が疑われる場合は、食事だけで解決しようとせず検査を受けることが大切です。
更年期・貧血・甲状腺疾患の可能性
月経の変化に加えて、ほてりや発汗、眠りにくさがある場合は、更年期に伴う不調が考えられます。一方、だるさとともに動悸や息切れがある場合は貧血、強い冷えやむくみ、便秘がある場合は甲状腺機能低下症などが隠れていることもあります。これらの症状は重なるため、自分だけで見分けるのは難しいものです。
だるさが続く、悪化する、家事や仕事に支障が出る場合は、内科や婦人科に相談しましょう。胸痛や強い息苦しさ、失神を伴う場合は、季節のせいにせず速やかな受診が必要です。
本記事では、秋にだるさを感じる原因についてお届けしました。つづく
▶▶なぜ「寝てもだるい」のか?寒暖差に負けない身体を作る“+1”の習慣
では、寒暖差がある季節に身体を整える方法をお届けします。
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