
植松晃士 それお面⁉ 40代が「やってはいけない」夏メイク
みなさん、こんにちは。植松晃士です。
夏休みはどうお過ごしになるご予定かしら。リゾート、ビーチに行くなら、前回話題になったロングワンピースをぜひご堪能あれ~♪
夏になると必ず起こる事件
さて。今回は夏になると必ず起こる「顔とお洋服の大喧嘩」について、です。
前回と似たようなお話になりますが、夏になるとよく見かけるのが、コットンでフリルがいーっぱいついた、ラウンドネックでAラインのギャザーワンピース姿。昭和のアニメで言うところの『南の島のフローネ』(覚えてる?)のフローネのいでたちのような。もちろん、夏の召し物としては涼しいし、着心地がいいから悪くないとは思います。でもね……。
問題はメイク! なんでフルメイク? しかも、通常より1.5倍は明るく仕上げました!っていう顔! どこの下地を使ってるの?と思わず聞きたくなっちゃうくらい白浮きしているって、ありえないから~。
もともとは、下着や農夫のお洋服
コットンのワンピース、実は中世の時代ヨーロッパでは下着という扱いです。もともと外出着ではないの。あるいは農夫のお洋服。ほら、有名な「落穂拾い」のスタイルです。モード界では、ペザント(農民風ファッション)と言うんです。
若い子がやるファッションと思われますが、最近は、読者の方々のような大人の女性にも取り入れる方が多いスタイル。ただ、日本の夏はもはやエジプトやインドのデリー級の暑さでしょ。というか、もはや余熱のオーブン?ってくらいの暑さ。涼しいラフな装いをするのに、顔を重くしてどうする?!って話です!
フルメイクしてたら、メイクが汗や皮脂でぺったりしちゃうでしょ。フローネだってナチュラルが基本でしょ。例えば、おうちで下着でいるときにメイクをばっちりしないでしょ? そういうことです。
テカり防止の「マット肌」にしてない?
つまり、その手のファッションには、ベースメイクがポイントになってくるんです。お粉は使わない。大人にマットなんて大NG!! まさか、やってないでしょうね?
ツヤのあるプライマー、あるいはリキッドファンデを、顔の高い部分だけに仕込む。どうしてもお粉を使うならフェイスラインのみ。リキッドファンデはジャストカラーか、ワントーン濃い目をセレクトすると、心理的にたっぷり塗らないから必然的にナチュラルに仕上がると思います。
3~4月に使っていたファンデじゃダメ。9月いっぱいまで暑いから今から夏仕様のファンデに切り替えましょ。ベースメイクがヘタ、どうしてもたっぷりついちゃうという方は、スポンジじゃなくてぜひ大きなブラシを使ってみて。ちょっとずつのせられるし、ササッと簡単だし、失敗もなし。ただ、持ち歩きはしにくいけどねぇ。
女同士、顔は褒めないけど肌は褒める
どんなファンデを選んだらいいか?っていうのは、個々それぞれだけど、いろいろ使ってみて他の女性に「肌キレイね」と褒められるモノがいいと思う。ベースメイクは、まわりの評価が大事。女同士って、顔立ちは褒めないけど肌は褒めるから(苦笑)。
でも、肌がキレイってすごいこと。だって、お洋服は変えられるけど、肌は変えられないもの。そう思うと、肌って占いみたい。お手入れをがんばって積み重ねていて肌がちゃんとしている人は、これからの人生もきっと明るいでしょ。
「ゴミ出し?」の髪に気を付けて
素肌ぽくなってもアイライン、ナチュラル眉は必須。アイシャドウをつけるならシアータイプで。パールぽい輝きは大人の女性の肌をキレイに見せてくれるからぜひ。これで、お洋服と仲直りというか、歩み寄りはできるよね。ワンピだけじゃなく、Tシャツにも似合うお顔になります。
こうなると、ヘアはどうする?ってことですが、暑いとアップスタイルにしたいですよね。そこで注意すべき点は、結び方。ただ黒ゴムで結んだだけだと「ゴミ出し?」になっちゃうから、ゴムまわりを自分の髪の毛で巻くとか、ヘアアクセサリーを使ってゴムを見せないこと。
あるいは、イヤリングやピアスをつけるだけでも、ふだん感は減りますね。本当は、髪はおろしておくとうなじが日焼けしなくていいんだけどねぇ。暑くてべったりする、というならヘアスタイルもオバさんに見えないように工夫して!
それでは、よい夏を!
また次回お会いしましょう★
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