【40代編集長の婚活記#157】 「ごめん」って? 距離を置いた恋人と再会してみると
初めての時よりキンチョーする
18時、彼のマンションのインターホンを押す。
初めて来たときより、ずっとずっとドキドキしている。
ジェントル「はーい」
インターホン越しに彼の声。
アサミ「こんにちは、アサミです」
ジェントル「どうぞ」
オートロックの共同玄関のドアが開いた。1カ月前、毎週のように来ていた部屋へとエレベーターで上がる。彼の家の前に着いたとき、ドアが開いた。彼が出迎えてくれた。
約1カ月ぶりの、再会!
アサミ「お久しぶりです。会えてうれしい」
満面の笑顔でそう言った。ちょっとだけ顔がやせたような気がするけれど、顔色は悪くなさそう。
ジェントル「うん……ごめんね」
いきなりごめんねって……。
アサミ「思ったより、元気そうでよかった。今日、病院、行ってきたの?」
ジェントル「うん。あ、お茶、重かったでしょ?」
そう言って、ペットボトル2本が入ったビニール袋をサッと持ってくれる。いつも通りのやさしいジェントルさん。
ジェントル「あ、2本も買ってきてくれたの! ごめんね。ありがとう」
2リットルのペットボトルを2本持っていった。1つでいいと彼は言っていたけれど。
アサミ「いえいえ。撮影のときとか、もっと重いものを持ってましたから大丈夫!」
力持ちをアピールする私。それが頼りがいってものでもないんだけれど。
あれ、意外といい感じ⁉
彼の部屋に入る。1カ月前とほとんど変わらず、ちゃんと手入れをされているキレイな部屋。体調が悪いと部屋も荒れやすいって聞いたことがあるから……ちょっと安心する。
アサミ「あ、いい匂いがする! 何を作ってるの?」
美味しそうな、料理のいい香りがした。
ジェントル「ハヤシライスとね、サラダとスープ。あ、キウイも買っておいたよ」
アサミ「わーうれしい! いい匂いだからお腹すいてきちゃった!」
ジェントル「じゃ、早めに食べようか」
うん、出だしは順調。なんだ、意外といい感じじゃない。これなら以前のようなお付き合いに戻れそう。出だしの好感触にホッとしながら、ハヤシライスとサラダ、スープを食べ始める二人。
この1カ月間の距離が、一気に縮まったように感じた──。
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