
貯金5億円の人がそれでも「西麻布のラウンジ」に通うたった1つの理由
お金や税金に関する情報や知識を発信するタイプの芸人をしています、さんきゅう倉田です。ぼくが芸人を始めた頃は邪道とされていたそのような活動も、今は時代とマッチしている感じがします。良い時代に生まれました。
仕事で知り合った人たちと、積極的に食事に行くようにしています。他人の話を聞くのが好きですし、芸人という偏った世界の住人とだけ会っていると、常識や良識が身につかないからです。たくさんの会社員と会って、日々、勉強させてもらっています。
偶然の出会い、それが西麻布のラウンジ
先日、人生で初めて、西麻布のラウンジに行きました。
噂ではよく聞いています。若い社長は、六本木や銀座に行かず、西麻布のラウンジで女性と出会うんですよね。ベンチャーキャピタルの出資を受けたら、すぐに西麻布で遊ぶのです。
他人のお金だと、無駄な使い方をしても、心理的負荷がかからないのでしょう。女の子に「好きなもの飲んでね。会社の経費だから」と経常利益もないのに、のたまうのです。
ラウンジの女の子たちは、もちろん、お店から報酬を得ています。でも、建前は、この場所で男性の客と女の子が偶然出会った、なのだそうです。だから、女の子はドレスを着ずに、普通の服を着ているし、連絡先も聞いてきません(銀座や六本木は、隙を見せると聞いてくるので、ぼくは携帯電話を出さないようにしています)。
ママから接客のイロハを教わることもないのかもしれません。
マネできない。貯金5億円の人がやっていること
その日は、子どもたちに人気の商品を提供しているクリエイターのおじさんと会食をし、その流れで西麻布に行きました。
他人とご飯を食べたら、女性のいるお店に行く、というのが成功したおじさんたちのマナーなのかもしれません。
そのように思われても構わないのですが、念の為、言及しておくと、ぼくはお店の女の子に興味がありません。話をしていても心が踊らないので、いつもぼーっとしています。
お金持ちではないのでモテないし、共通の話題もないし、有益な情報を持っている様子もないので、ぼくの隣の人には休憩してもらっています。
じゃあ、5億円の人はモテるかというと、別にモテてないんです。お金持ちなのにモテないんです。
太っているわけではないし、おしゃれで、男前です。石原軍団にいそうなおじさんです。優しいし、人としての余裕もあります。面白い話もいっぱい知っているので、話が尽きません。でも、モテてないんです。
ぼくは、おじさんの話が好きですが、知的好奇心のない人はその話を面白いと思わないので、ラウンジの女の子にははまらないのかもしれません。女の子たちは過剰に笑わせてくれるイケメンの社長を好むのでしょうか。
だから、5億円の人は、「マンションを買ってあげる」と言います。
すると、女の子は、少し話を聞いてくれるようになります。実際にマンションを買ってもらおうとは思っていないにしても、5億円の人がお金持ちだと確信すれば、女の子はより距離を縮めてきます。
5億円の人はそれをわかっています。でも、年収を言ったところで、証拠はない。だから、シャンパンを入れます。
1本いくらくらいで提供しているんでしょうか。7万円くらいでしょうか。20万円くらいのものもあると思います。それを複数入れて、女の子にパワーを示すのです。
でも、それをしたからといって、やはりモテることはないんですね。仲良くなることはできるけど、モテることはない。
「マンション買って」と言われて、「いいよ」と答えても、モテない。5億円の人は「俺はマンション買わなきゃだめなのかよ!」と叫んでいました。剽軽です。人として魅力的です。でも、その魅了が女性には伝わらないんですね。
お金持ちのおじさんはちゃんとわかっている
モテないのに、おじさんはどうして、ラウンジに行くのでしょうか。
それは、ラウンジ以外ではもっとモテないからです。お金があって、結婚しているおじさんには、ラウンジやクラブが唯一の拠り所なのです。
5億円の人も、20代のお金持ちはモテるけれど、50代はお金持ちで当たり前だからモテない、とわかっているんだと思います。だから、紳士的な振る舞いをし、触ることもせず、無理に誘い出すこともしません。
50代には50代の戦い方があるんですね。それが、妄想のマンションと現実のシャンパンなのです。もちろん、アフターに来た女の子には、交通費1万円を配っています。それがおじさんのスタイルなのです。
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