リモートワークのストレスに勝つ!「心をまともに保つ」私の裏ワザ10か条

20年以上、在宅ワークの経験がある先駆者が指南する10か条、なんてえらそうな記事をアップしたフリーライターの私。多くの方から反響がありました。(シェアしていただいた方、ありがとう!)

 

そんな規則正しい働くことなんてできないよ、常にチートDayになっちゃうという嘆きも。

 

その通り! 私も予定のままになんて動けてません。いいこと書いてる割にだらしないカラダしてない? というご指摘。その通り! 1時間半ごとのエクササイズ休憩だってさぼりがち。スナック菓子をだらだら食べて止められない日も。あの通りに在宅ワークがさくさく進んでいたら、今ごろ私はかなりの成功者になっていたでしょう。

 

そこでどうしてもままならないときの、本当は恥ずかしくて伝えたくない裏技を公開。

 

1・小さなゴールをつくる

コントロールは自分次第の在宅ワークは、いかに自分自身をだませるかが勝負! あまり壮大な目標を掲げても、実現できなかったときにへこたれて、やる気もしぼんでしまいます。そこで私はちっちゃなゴールをたくさん作ることに。

 

これは100キロとか200キロを走るウルトラマラソンに挑んでいた時に頼っていた作戦。

 

100キロ走り続ける!と思い続けるのは相当なメンタルの強さが必要ですが、数キロ先の水や補給物があるエイドまではやめない、という小さなゴールを設定するとなんとか続けられる。

 

大量の作業を目にして、心が折れそうなときは、30分程度でかなうようなちっちゃなゴールとご褒美を用意して、自分をだましましょう。

 

ご褒美はチョコでも5分間のストレッチでも何でもいいんです。達成感と気分転換につながれば。ちょこちょこ小さなゴールを通過しているうちに、いつのまに大きなゴールにもたどり着く。小さな達成感がモチベーションのキープにつながるんです。

 

2・肩こり対策はギャグポーズで

机に向かってPCに向かっていると体が固まって肩が凝ります。1時間半に1度はエクササイズ休憩をしていますが、根を詰めて作業するときには30分に一度くらい肩をまわし、全身を伸ばすほうが効率がいい。

 

あれ? 結構、肩が凝っていたな、と動かして初めて自覚するもの。在宅ワークですもの。周りの目を気にせず、思いっきり体を動かしましょう。頭の中身もリセットできるギャグポーズが私はおすすめ。

 

変なおじさんでも、コマネチでも、キャイーンでも、そんなの関係ねえでも、不動のギャグポーズって本気でやるとラジオ体操くらいのストレッチ効果がある!

 

犬と暮らしているときは犬相手にバカみたいな動きをして一緒に遊んでいました。机に向かって遊んでもらえなかった犬もかまってもらえて大喜び。お子さんがいるご家庭なら、お互い作業に、勉強や読書に集中しても、30分に1回のギャグ休憩ではいっしょにバカ体操するとか。メリハリがあっていいですよ。セルフ鳩時計みたいなもんです。

 

3・うろうろ歩きながら音読、ときには歌いながら

とにかく多かったのが、食事を食べると午後、眠くなってしまうという声。わかります。私も大抵、ランチから15時くらいは身が入らない。夕暮れどきになってあわてて終わらせなきゃ、と焦り始めるサイクル。

 

そんなときは自宅内をうろうろ歩きながら、声を出して資料を読んだり、校正をします。

 

階段を上り下りすればエクササイズにもなって一石二鳥。体を動かしながらだと、脳も活性化される気も。

 

どうしてもこの見出しが思い浮かばない~~~なんてときには、歩くも同然のゆるゆるペースのランニングをして、ひたすら考える。机には向かわない。そうするとはっとひらめいたりして(ランナーズハイなのか、PCに向かって冷静になるとそれほど傑作ではないことに気づいたりするんだけれど)。

 

時には歌いながら。声を出したり、階段を上り下りしながら。体を動かすと眠気はかなり解消されるようです。

 

4・毒のはける「同業他社」の仲間に頼る

メンタル面ではこれ、すごく大事。共通の価値観があるけれど、ちょっと遠い毒出しできる仲間ってすごく心強い。

 

同業でなくても、フリーランス同士、店舗経営者同士、などお互いそのつらさと状況を分かり合える相手に相談すると迷いも晴れたりします。

 

同じ部の同僚などあんまり近い関係だと単なる愚痴や悪口になってしまいかねないから注意。あと相談のつもりがその人のアイデアとか人脈を盗むことになっちゃうこともあるしね。

 

PR会社経営の友人とか、同じライター業でも違う媒体で活躍している人とか、同じ会社でもまったく違う業種(営業と経理とか)など、近くて遠い相手のほうがいいみたい。

 

なるほど、その発想があったか、とか、くよくよ悩んでいたのは考えすぎ? など自分の中だけでは解決できなかったことがクリアになります。

 

5・ひとりごとで自分を励まし乗り越える

これは恥ずかしくって本当は告白したくないのですが、ひとりで作業しているときはとにかくひとりごとが多い。多分、ほぼ無自覚に。

 

ほら、テレビを見ながらぶつぶつ言っているおばちゃんの感覚です。書きながら、校正しながら「これってよくあることよね~」「ちょっと前半が長すぎた?」などと画面の前でつぶやきまくり。

 

ひどいときは声に出して自分自身を鼓舞します。「よ~~~し、あと2ページだ! 絶対11時までに終わらせる! がんばれ、自分!」とかなんとか。人に見られたら赤面なことも自分の部屋だと気にならない。いちいち声に出すことでストレスも発散できる気も。あくまで私の場合、ですが。

 

6・ときには限りなくグレーなウソもつく

本当にね、これは声を大にして言いたいのですが、家で仕事するからってラクなわけではないんですよ! 

 

めちゃくちゃ集中し、時間に追われ、納品したとたんに200メートルを猛烈ダッシュしたときのように倒れこむようなときも。

 

私が驚いたのがイラストエッセイを書くイラストレーターの友人が、著書のための仕上げ時は、自宅にいるのにお風呂に数日はいれないほど、フル回転で作業に追われているという事実。優雅なイメージのある職種なだけに、本当にびっくりでした。紅茶飲んで、犬と戯れながら描いていると思ってましたよ!

 

無理しちゃうんですよ、フリーランスって。やっぱり褒められたいし、クライアントからの信頼も勝ち取りたい。そのためにはプライベートな時間を削ってでもなんとか納期を守りたい。追加オーダーもどんどん受けたい。きっと上司と離れて作業する在宅オフィスワーカーも真面目であればあるほどこの渦にのまれてしまうのでは。在宅ワークだと残業も無限大ですから。

 

実は友だちとのZOOM飲み会が入っているのだとしても「別の取材が入っていまして(企画のテーマが拾えるかもしれないし!)」子どもの勉強に付き合う時間だとしても「プレゼンの予定です(キッズにね!)」など微妙にグレーなウソの言い訳をしても私はやむなしと思います。勤怠管理の厳密な企業では許されないかもですが。

 

でもね、まずキープすべきは自分の健康。特に心の。これはキャパオーバーだな、と感じたとき、断りづらかったら、相手が納得してくれるグレーな言い訳、しちゃいましょう。なが~い目で考えたとき、きっとそのほうが効果的だと思うのです。

 

7・心の中のハッピーアワーをつくる

深刻な話、家にずっといるととにかくヒマでついつい家呑みに走りがち。この機会に在宅ワークになった友人にも、それに悩む人が結構います。

 

酒飲みならばこの気持ちがわかるはず。楽しいから、悲しいから、うれしいから飲むのではなく、なんとなく時間があるからせっかくだから、という感じで杯が進むんですよね。

 

「せっかくだから」が落とし穴。「ランチで+300円でワイン? せっかくだから飲んじゃおう」「飲み会までの開始まであと1時間。せっかくだからゼロ次会するか」など呑み助はせっかくだから、と意味なく飲む。通常はそれが楽しかったりしますが、この非常時は危険!

 

コーヒー、スイーツ、スナック菓子。心の栄養になるけれど、中毒性の高い「甘やかし」はぜひハッピーアワーを設けてセーブして。自分が決めたハッピーアワー以外には500円のワンコイン貯金で罰金、一杯500円を支払う、とか決めてもいいのも。

 

8・作業効率を意識しない

これは緊急事態の今だからこそ! はっきり言ってつらいです。仕事も激変するし、ストレスもたまります。外に出られないので予定通りの進行では進まないし、いろんな不具合も生じる。もうそんなときはスピードとか効率に左右されないほうがいい。

 

その分、効率が悪くても、いつも以上に丁寧にネットサーフィンを駆使してリサーチするとか、いつもはそこまで手が回らなかった作業(パソコン上の大掃除とか、備品の整理とか、コロナ明けの際には実現したい企画書を作成とか)に向き合いたい。報酬にはつながらなくとも仕事をみつけることが心の健康につながる気がします。

 

人間って社会的な生き物。やることがない…社会に必要とされていない…と思うことがなによりも心のダメージだと思うんです。

 

友人のバー経営者はこれを機会に読みやすいメニュー作成と内装のセルフリフォームに励んでた。ある会社の経営者は研修として在宅では仕事のできない社員に様々な課題を出していた。なるほど。仕事がない時間を利用して甥っ子姪っ子の家庭教師をかって出た知り合いもいました。

 

知り合いのカメラマンは撮影がなくても、毎日、バッグから三脚出して、機材を組み立てカメラを構え、しまうまでの作業を体が忘れないように繰り返しているとか。さすがプロ! イメトレって大事。そなえよ、つねに! ボーイスカウトの心意気で日々鍛錬する。それってメンタル面でも大事ですよね。

 

報酬があるかどうかではなく、これからの仕事の質を保ち、高めるためにできることを探す。作業効率が悪くても、質を向上させる。この時期を乗り切るために大事なことかも。

 

9・ヘタなジョークは控える

これは先日アップした「業務メールは『余談』の気持ちも盛り込む」という内容とは真逆のことかもしれませんが、仕事関係の相手とのメールに、なごますつもりで添えた一言が、嫌味として伝わってしまい、あわてました。

 

いつもだったら軽いジョークで済むことも、みなの気持ちが不安定な今、微妙な表現はいろんな憶測を呼び、コミュニケーション不和の原因にもなりかねないんですね。よかれと思った『余談』が大火事を招くことも。

 

幸いその相手とはプライベートでも仲の良い仕事相手だったので、すぐ誤解に気づきましたが、今必要なのはより一層のわかりやすい表現、つまりヘタな笑いなどいらないと反省。

 

「大丈夫です」という答えに「大丈夫ってどういう意味ですかっ!」と肯定か否定かが伝わらず強い返しが返ってきたという話も聞きました。

 

プラスアルファの『余談』はクリアにわかりやすく。相手を責める表現と受け取られないようポジティブな表現で。もう一度、相手の立場を想像してメールを送るようにしています。

 

10・健康第一! 自分ファーストで

とにかくこれだけは言えるのは心と体の健康が一番。そのためには在宅ワークでは多少、自分ファーストの考えくらいのほうがいいのかも。

 

この時期だもの。できない自分、ダメな自分を認めて、できる範囲で無理をせず。

 

これも恥ずかしいので自分の中で温めていたのですが、この時期のイメージしている自分像は「さなぎ」。家にこもって、内側で熟成して、知恵をつけたり、デトックスしたり、蝶になったときに羽ばたける準備をする! ストレスフルな在宅ワークもその準備。

 

みなさん、今は硬いさなぎの時期なんですよ。今できることをしながら、さなぎになりきって、蝶々になれる日に備えましょう!

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