
「戦く」って読めますか?「せんく」ではありません! 読み間違えやすい漢字3つ
普段、何気なく使っている言葉を「漢字」で出されると途端に読めなくなる・・・そんな経験をしたことありませんか?
漢字の読み間違いを経験したことがある人は決して少なくないはずです。でも、漢字を読み間違えたことで恥ずかしい思いをするのは避けたいところ。
そこで本記事では、意外と正しく読めていない漢字のクイズを出題します!
クイズ1:「戦く」の読み方、知っていますか?
「戦く」とは、
恐ろしさ・寒さ・興奮などのために、からだや手足が震える。わななく。
引用元:小学館 デジタル大辞泉
を意味します。
「戦い」や「戦争」などの言葉でよく使われる漢字「戦」。読み方が分からず、思わず「せんく」と読みたくなるかもしれませんが・・・
正解はコチラです!
「おののく」です。
「おののく」は平安初期から存在していた言葉です。「身震いする」という意味も持つ「戦」という言葉が中国から日本に伝わり、大和言葉として使われていた「おののく」に「戦」という字が当てられることになりました。
クイズ2:「高嶺」の読み方、知っていますか?
「嶺」の字に含まれる「領」や「令」の字から、「こうれい・・・?」と読む人もいるかと思います。本記事で紹介する正解とは違う読み方ではありますが、「こうれい」と読むこともできます。
「高嶺(こうれい)」は
高いみね。
引用元:小学館 デジタル大辞泉
を表します。
でも、もっと一般的な「高嶺」の読み方があります。「高嶺」を使った四字熟語で「ああ!」とひらめくはず!
- 高嶺之花(〇〇〇のはな)
→遠くから見るだけで、手に入れることの できないもの
→あこがれるだけで、自分にはほど遠いもののたとえ
正解はこちらです!
「たかね」です!
「高嶺(たかね)」と読む場合も、「高嶺(こうれい)」と読む場合も、意味は同じです。
たかね
高い山。高い峰。引用元:小学館 デジタル大辞泉
なお「高嶺」は高“根”と表記することもあります。
この「根」は地面に根付く根ではなく、山の頂上を意味しています。山の頂上を表す「根」に、山を神域とみなして接頭語「御(み)」がつき、「御根(みね)」という言葉が生まれました。現代で一般的に使われている「嶺・峰」という漢字は、この「みね」という言葉に当てられたもののようです。
出典>>「〇〇〇のはな」という熟語でおなじみ!「高嶺」の読み方、知っていますか?
クイズ3:「言質」の読み方、知っていますか?
「言質」と書かれたとき「げんしつ」と読む人は多いと思うのですが、本来の読み方ではありません。なお「言質」の意味は、
のちの証拠となる言葉
引用元:小学館 デジタル大辞泉
です。
ビジネスの商談や政治家に関するシーンで、この単語を含んだ台詞を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
正解はこちらです!
「げんち」です。
「言質を取る」など聞いたことありませんか?
「言質を取る」はよく使われる表現です。意味は「交渉事などで、後で証拠となるような言葉を相手から引き出すこと」。また「相手から引き出す」のではなく、「相手に言ってしまうこと」を意味する「言質を与える」もよく使われる表現なので、合わせて覚えてしまいましょう。
「言質」の「質(ち)」は「人質(ひとじち)」の「ち」と同じです。この「質」は、証拠のために相手に預けておく人や物のことを指します。
あまり馴染みはないかもしれませんが、「言質」を「ことばしち」「ことばじち」と当てることもできます。この場合も意味は同じです。
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