
今すぐトイレに行きたくなる!? 便秘解消の即効マッサージ&手間なし白湯習慣
立春を過ぎても寒い日が続きます。ついつい運動不足になりがちで、水分の摂取量も減りがちなこの時期は、便秘に悩む人も多いでしょう。今回は、カンタンで即効性抜群のセルフマッサージと、手間も時間もかけずに毎日できる対策法をご紹介いたします!
1)腰骨ぐるぐるマッサージ
まず、手のひらと手首の境目あたりの骨(=手根骨)を腰骨の出っ張った部分に当てて、ぐるぐると回すようにほぐします。
腰骨というのは、腸骨(ちょうこつ =腸を受け止めるような形で支えている大きな骨)の一部なので、至近距離で刺激することで、鈍った腸にもみるみる効果が……!
トイレにいるなら、座った姿勢でちょっと前傾する感じですが、立っているほうがやりやすい場合は、もちろんそれでもOKです。
お腹が動いていることを感じながら、手根の骨と腰骨をすり合わせるように、強めの力でぐるぐると撫で回してみてください。
2)トイレでこっそり、○○のポーズ!?
もう1つおすすめの方法は、その腰骨のすぐ上から足の付け根にかけてのラインを、手の小指側の側面を使って強めにさする、というやり方。
やってみるとわかりますが、ビートたけしさんの
「コマネチ!」
にちょっと近い格好ですね。(笑) ただし、動きの方向は逆。
上から下へ(腰骨の真上から、鼠径部のあたりへ)向かって、ぐいぐいと強めにさすり下ろします。
このマッサージは、即効性があるだけでなく、見た目がなかなかおかしいので、できればオフィスのデスクではなく、トイレの個室の中でやることをおすすめします。
(モデルになってくださったNさん、オフィス内で変なポーズばかりとらせてごめんなさいね……!)
「腰骨ぐるぐるマッサージ」も「コマネチ・マッサージ」も、かなり即効性が高く、早い人ではものの2、3分もしないうちにトイレに行きたくなってしまいます。ですから、やる場所とタイミングにはご注意を!
3)朝晩の白湯で、気持ちほっこり&お腹すっきり!
「何日もお通じがない」というほど深刻な便秘ではなくても、何となくお腹がすっきりしないような気がしていたのは、私だけではないはず……。寒い時期は内臓もとかく疲れがちで、働きも鈍りがちなので、無理もないことですね。
上の2つのマッサージ以外にも、「仙骨(=おしりの真ん中あたりの、平らな逆三角形の部分)を握りこぶしの背でグリグリと円を描くようにほぐす」とか、「下腹を指でつまんで揉みほぐす」なども、単純ですが効果的ですし、そんなセルフマッサージとともに効果が高いのが「白湯を飲むこと」。
朝起きた時と、夜寝る前に1杯ずつでいいので、お茶やコーヒーではなくシンプルな白湯を飲みましょう。
「便秘対策に、コップ1杯の水を飲む!」
というのを実践してきた人もいるかもしれませんが、冷たい水は当然ながら瞬時に体を冷やし、代謝を下げてしまうものなので、おすすめしません。
沸騰させたお湯を50℃~80℃程度にまで冷まして(火傷しないように)、10分くらいかけてゆっくりとすするように飲むのがコツです。体の中から温めることで内臓が活性化し、腸も自然に動き出して、お通じのリズムが整いやすくなりますし、気持ちもリラックスできます。
よかれと飲んだ「冷水」が便秘の原因になる場合も
お腹が冷えると、痛くなったり下したりする、と思われがちですが、女性は特に「冷え便秘」なるものが多いそうです。
それがまさに、「冷たい水を飲む」「水分を多めに摂るよう心がける」「生野菜や果物をたくさん食べる」など、一見すると体に良さそうなことを実践してきた結果だったりするので、思い込みは禁物!ということでしょうか。
水ではなく温かい白湯、生野菜よりも温野菜、そしてお腹マッサージ。
腸に限らず、とにかく「冷やさないこと」と「動かすこと」が体を活性化させるコツです。
簡単な即効マッサージと、朝晩の白湯で、鈍ったお腹を内側からスッキリさせましょう!
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