【40代編集長の婚活記#216】婚活歴4年、フラれ続けた40代独女の選択は?
ごちそうされない人生

レンズさんに咎められているとき、過去の記憶を高速回転でたどりながら自問自答し、出した答えが「舞い上がっていたんだと思います」だった。
お付き合いはしてないとはいえ、ステキなお店で、医者というなかなかお知り合いにならない肩書の男性が、私なんかに紳士的にふるまってくれる。モテない人生まっしぐらだった私が、40代でそんな夢のような事態に巡り合うなんて誰が予想しただろう?
いや、ない。
自立していたつもりだったけど
男性にごちそうされて当たり前とは思っていないけれど、そのシチュエーションに憧れていたのだろう。ある意味、レンズさんの指摘は鋭かったのかもしれない。
40代働く独女、ずっと自立していたつもりだったけど……。
私の心の奥底には頼りたい願望が少なからずあったということか。ショベルカーが土を奥深くから掘り起こすように、ひた隠しにしていた深層心理やコンプレックスを、えぐり出されたような気持ちだった。
もっとショックだったこと
もっとダメージが大きかったのは「気遣いがない」という指摘。
確かに、レンズさんに対してはそうだったかもしれない。「ありがとうございました」と御礼の言葉は伝えたけれど、2人分支払った彼の気持ちは考えていなかった。
もし自分がレンズさんの立場だったら? 2回目、3回目デートのレストランはどちらもラグジュアリーだったし、なかなかいいお値段しただろうな。って考えると、レンズさんの言葉もわからなくはない。
この記事は
主婦の友社 編集者
浅見悦子
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