
今からでも遅くない! 免疫をあげて花粉症に負けない体をつくる習慣3つ
“今年は花粉の飛散が例年より遅い”というニュースも流れています。意外と今まで平気だったけれど、花粉症の症状が最近出てきたというかたもいるのでは?花粉症がひどくなると、頭が痛くなったり、体がだるくなったりと本当にツライものです。
『免疫力がみるみるアップする100のコツ決定版』(主婦の友社)から、今からでも遅くない、免疫をあげて花粉症に負けない体をつくる、簡単な生活習慣をご紹介します。
免疫力システムとアレルギー疾患がおきる構造とは?
免疫と花粉症などアレルギーの関連性はよく耳にしますが、どういうつながりがあるのでしょうか。
吉澤クリニック院長で医学博士の吉澤伸二先生によると、私たちの体は常に外敵にさらされていて、その外敵から体を守り、病気になるのを防いだり治そうとしてくれる力が免疫力であるといいます。免疫力をつかさどっているのは血液中の白血球です。この白血球の中にあるリンパ球・マクロファージ・顆粒球の3種類が、役割に応じたさまざまな免疫細胞を含んでいるのです。
その働きは実に多岐におよんでいて、「外敵の発見」「その情報の伝達」「外的への攻撃命令」「実際に外的を攻撃する」など、異なった役割を複雑に組み合わせつつ、連携しながら動いています。
しかし、ストレスを受けると、この複雑な免疫力のシステムは一気に低下し、体内に活性酸素が増加してしまいます。大量に発生した活性酸素は、細胞を破壊したりと免疫システムを狂わせてしまうことでアンバランスになり、アレルギー疾患など自己免疫疾患と呼ばれる病気になってしまうのです。
このように、免疫の乱れは、さまざまなダメージを私たちにもたらしてしまいます。
そこで、免疫が下がることを防いで、逆にアップさせる簡単な生活習慣についてご紹介します。
1 毎日10分歩く
日本獣医生命科学大学名誉教授の寺田厚先生によると、腸の免疫低下を防ぐには毎日歩くことにあるといいます。特別なことではなく、背筋を伸ばして胸をはって1日10分歩くだけで、腸の働きが活発になるからです。電車1駅分など、毎日の中で工夫しつつ、歩く時間を少しだけ増やしてみましょう。
2 爪の生え際を刺激する
水嶋クリニック院長の水嶋丈雄先生によると、爪の生え際を刺激すると、解毒や異物排除の働きを高める免疫細胞のスイッチをいれることにつながるといいます。指先は、動脈を流れてきた血液が静脈へと変わる、血液循環の重要な折り返し地点だからです。爪の生え際を、親指と人差し指で上下にはさみ、ぎゅっと強めに10~20秒圧迫しましょう。
3 腹筋運動を10回する
寺田先生によると、軽い腹筋運動は腸の免疫力をアップさせるのに効果があるといいます。横になって、軽く膝をたてて、自分のお腹を見るように首を上げるだけで、十分な腹筋運動になります。最初は、十回くらいからスタートするとよいでしょう。
もう花粉症になってしまったから……とあきらめたくなりますが、今すぐにでもできる生活習慣をスタートさせて免疫をアップ。花粉症に負けない体を少しでも作っていきたいものですね。
参考資料・『免疫力がみるみるアップする100のコツ決定版』(主婦の友社)
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