冷えは「花粉症の敵」だった!医師が薦めるカンタン解消のコツ

「冷えは万病のもと」といい、体が冷えるのは、よくないこととされています。

実は、この”万病”の中に、花粉症も含まれているんです。花粉症が悪化する原因にも体の冷えが関係しています。

今回は、水嶋クリニック院長・水島丈雄先生監修の『花粉症・アレルギーを自分で治す70の知恵』から冷え解消のコツをご紹介します。

 

低体温が起こるダメな生活習慣

朝起きたときに、人間の体温は35度くらいと低めです。起きて1時間程度で体温が上昇し、36.2度くらいになります。

しかし、最近、起きたときに体温が35度もなく、日中の体温も普通の人より低い低体温=冷えの人が急増しています。

低体温が起こる要因として、

  • 加齢による体の機能の低下
  • ストレス
  • クーラーの聞いた部屋で過ごす
  • 冷たい食べ物をとる

などの生活習慣が挙げられます。

心当たりはありませんか?

 

冷えは花粉症の敵だった!

低体温は自律神経と深い関係があります。

最近の研究で、36度以下の低体温の人は、自律神経のうち、交感神経か副交感神経のいずれかが過剰に働いて優位になっていることがわかってきました。

これは、低体温が自律神経のバランスの崩れを招くことを意味します。

自律神経のバランスが崩れると、体に様々な悪影響を及ぼします。免疫機能もその一つ。

人間の体には、病原菌など外から侵入してくる敵の攻撃にあたる免疫という働きが備わっています。

ところが、体温が低く、自律神経のバランスが崩れると、これらの免疫システムがうまく働きません。免疫のバランスが崩れれば、アレルギー症状など、さまざまな不調が体にあらわれてきます。

 

では、低体温を改善するにはどうすれば良いのでしょうか?

 

41度で10分、それだけでOK

家庭で体温を上げるカンタンな方法は入浴です。

41度くらいの熱めのお湯に10分もつかっていれば、すぐに体温を上げることができます。

ただし、発汗できないので、一気に疲れ、体力のない人や心臓の弱い人には不向きです。

そのような人は、おへそから胸の高さまでぬるま湯を張って、ゆっくり浸かる半身浴がオススメです。半身を出しているので、発汗できて、ゆっくりと体温を上げることができます。

 

お風呂でゆっくりする時間がないあなたへ

お風呂にゆっくり入っている時間がない、お風呂に長く入っていられない、という方にオススメなのが、”湯たんぽ”。

昔ながらの湯たんぽは、体の冷えをとるのに有効です。

湯たんぽを、表面積が大きく汗の出やすいお腹や、筋肉量の多い太ももなどの冷えやすいところに当てるだけで、体温を上げ、冷えを防ぐことができるのです。

 

侮るなかれ”湯たんぽ”の力

湯たんぽなんて古くさいと思う人もいるかもしれませんが、湯たんぽの温熱効果を侮ってはいけません。

湯たんぽは100度のお湯を2リットル入れた状態で、13万カロリーもの熱量を生み出す力があります。石油ファンヒーターの1時間あたりの熱生産量は約3500カロリー、ガスストーブで6000カロリーなので、その実力は一目瞭然。

湯たんぽで温める場所は、4箇所。

  • 腹部
  • 太もも
  • お尻
  • 二の腕

毎日、最低でも各場所を5~10分ずつ温めるとよいでしょう。温める時間は、起きている時間帯なら一日のうちいつ行ってもかまいません。

湯たんぽを当てておくだけなので、就寝前や仕事中、テレビを見ている時間など、好きなときに行ってください。

 

花粉症改善の知恵とコツが満載!

今回ご紹介した冷え解消のコツは、『花粉症・アレルギーを自分で治す70の知恵』に掲載されています。

他にも、症状に効く特効食材や、食べ物・飲み物の簡単レシピ、一人でできる動作やツボ刺激などをたくさん紹介しています。

毎日無理せず花粉症を治したい!という方にオススメの一冊です。

花粉症・アレルギーを自分で治す70の知恵/水嶋丈雄 (監修) 主婦の友社 1,300円+税

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