
もう迷わない!賢い40代は化粧品をこう選ぶ 【スキンケア編】
ふとドレッサーの前で、自分がどうしてこの化粧品を買ったのか?と反省する瞬間はないでしょうか。またうっかり買ってしまった化粧品を前に考え込むということもあるかもしれませんね。賢く選びたい!これは切実な叫びです。
アラフォーだからこそ、化粧品選びをクレバーにしたいもの。今回はスキンケアから考えていきましょう。少しでも次回から生かして選べると幸いです。
スキンケアで必要なものだけを選ぶと何種類?
化粧品は数多くありますが、肌のコンディションを維持させつつ、さらに健やかな美肌に育てるためには「クレンジング・洗顔料」「保湿」「UVカット」の3種類で充分だといったら驚くでしょうか。しかしこれが真実だということをアラフォーなら知っておくべきです。
落とすこと、うるおいを与えること、紫外線から肌を守ること、がスキンケアで確実に実現できることといえます。この3種類は若々しい肌を維持させるために効果的なスキンケアのステップです。ここから考えていくと、スキンケアを難しく考える必要もなくなります。
とはいえ「保湿」の部分から考えていくと、単にうるおいを与えるだけではなく、美白をしたい、エイジングケアをしたいという目的も出てくるので、化粧水や乳液、クリームのほかに美容液とステップが増えるわけです。この部分で迷うということも確かでしょう。
アラフォーであれば上手に化粧品をチョイスすることも未来の美肌のために重要になります。特にダイレクトに肌に満足感をもたらす保湿で使う化粧品のチョイスでミスをしたくないでしょうし、持て余すこともしたくないはず。最低限で最良のチョイスをすべきです。
その流行の美容成分に惑わされない
シーズンごとに化粧品の新製品は登場します。また新しい美容成分やそこから流行の美容成分も登場し、めまぐるしく魅力的な効果を発揮してくれるという美容成分が話題になっていくという繰り返しが起こるということも、経験的にご存知でしょう。
そこで新製品に配合された新しい美容成分に興味がわいて、つい買ってみたくなる、あるいは毎回買ってしまう、という方もいるのではないでしょうか。また口コミが集まっているものをつい選んでしまうということも珍しくありませんよね。
しかし新しい美容成分だから従来の美容成分よりも優れていると断言できないことも事実です。研究結果やデータで証明された、といっても、異なる条件や肌のコンディションで結果に差が出てきます。さらに言えば個人差が大きく出やすいということもあるのです。
確かに新しく研究開発された美容成分は魅力的ですし、興味もそそられるものだといえます。とはいえ興味本位だけで安くはないお金を使うことは自分がモルモットになることと変わりません。少しキャッチコピーを疑い、様子見することも賢く選ぶコツになります。流行はファッションだけで充分です。
選ぶなら肌悩みにダイレクトに応えるものを
アラフォーになると、肌を育て守ることに欲張りになっていくことは否めません。シミを増やしたくない。エイジングケアを万全にしておきたい。もっと肌にしっとりしたうるおいが欲しい。正直、キリがありませんし、求めている肌の水準が高くなってしまうのです。
全部の効果が欲しいから、あれこれ化粧品を揃え、毎回にスキンケアで重ね使いをするというのは、かける費用でも肌への負担を考えても、おすすめできることではありません。アラフォー以降で肌悩みが増えるからこそ、目的を潔く1つに絞るほうが賢明です。
美容液を例に取れば、効果の異なるものの重ね使いは美容成分を行き渡らせるというより、肌にただ保護成分を重ねるだけになります。これでは肌悩みをすべてクリアさせるよりも、肌トラブルを自分で作ることになりかねません。またアレルギーを起こす危険もあります。
このことを避けるには肌悩みを絞って潔く選ぶことがお財布にも肌にも負担にならずに済みます。とはいえ複数の肌悩みを同時にクリアさせる方法はあります。優先させたい目的は美容液、サポート的な役割は乳液やクリームとやってみましょう。上手に吟味しましょう。
やるべきことはコレクションではなくスキンケア
まず化粧品は実用品であり、嗜好品である、とアラフォーならしるべきです。特に肌の衰えを感じ始める時期に差し掛かってくると、実用品としての面を実感することも増えてくるでしょう。嗜好品的な部分はあくまで「好み」となってきます。
現在、ドレッサーの前に並んでいる化粧品はフルに活躍しているかを考えていくと、買ったけれど持て余しているものがあれば、そういうものを増やさないことも課題です。アラフォー以降のドレッサーは常にベンチ入りしている主要選手であるべきといえます。
やるべきことはスキンケアという現実であり、コレクションという趣味ではありません。美しいパッケージやボトルの化粧品は目を楽しませてくれますが、持て余していれば使用にふさわしくないコンディションになってしまうものでもあるのです。
もしもアラフォー以降からの肌も健やかに育てていきたいなら、ドレッサーを持て余す化粧品で飾ることを卒業しましょう。常に自分の肌をサポートしてくれる信頼できるメンバーで揃えることも大切です。情報に振り回されることなく、誠実に向かいましょう。
スキンケアをアラフォーが考え直すための化粧品選びは
1.キャッチコピーを疑い、様子見する
2.肌悩みを絞って潔く選ぶ
3.化粧品は実用品であり、嗜好品である
4.自分の肌をサポートしてくれる信頼できるメンバーで揃える
の4つとなります。
賢く化粧品を選ぶなら、情報を確かめる冷静さと潔さ、それにある意味、保守的な部分があってもいいのです。誠実に自分の肌を守り育てることが重要なのですから。
スポンサーリンク
【注目の記事】
- 運動嫌いだった56才、ゆがみを整えたら「ネガティブな性格」を卒業できた。「離婚から立ち直り、推し活も始めました」【鬼軍曹ゆか様ダイエット】
- 48歳独身女性、立ち上がろうとした瞬間「あれ??」。このめまい、もしかして「更年期」なのかな?【マンガ100人の更年期R】
- 「まさか、私が乳がんに?」53歳でがん告知。抗がん剤で動けないつらい日々に、私を支えてくれたものとは
- 【ユニクロ】サマーニット×タックワイドパンツ。今夏のオフィスコーデに選びたい色とは【40代の毎日コーデ】
- 【熱中症搬送数激増中】実は6月下旬からの「高湿度」が最も危険!「さぼると熱中症リスク激増」の意外すぎる習慣とは?
- 「私の老化度、本当に54歳ぶんなのかな?」更年期以降は全員が気にしたい「自分の生物学的年齢」を計ってみたら衝撃的すぎる結果に
- 「体温が1℃下がると太りやすくなる」問題が、更年期世代の女性にとって特に深刻なのはなぜか?「お風呂に入る前たった1分でできるヤセ習慣」とは?【石原新菜先生が解説】
- 超激務ヘアメイク藤原美智子さんが「42歳で思い切って変えたこと」その顛末は?「顔も体も片側だけ引き攣った状態になるまで」働いて
- 43歳、新しい職場で心が折れた。でも、25年ぶりにピアノを弾いたら胸が熱くなって──そこから私の転機が始まった
- 更年期後に「消える症状」と「そのまま残る症状」って?7万人のデータが教えてくれる「更年期の真実と、これからの人生」
- 「猫背・巻き肩の54歳がびっくり」着るだけで理想的なS字姿勢が身につく話題のインナーウエアをご存じかしら
- 更年期、どうやって乗り越える?運動、食事、サプリ、そして注目成分「ゲニステイン」まで、更年期の専門医が教えます
- 今の生活が「しんどい」なら「命の前借り」をしている証拠。知らずに「疲れを溜めてしまう」生活習慣とは【医師監修】
- 【徹底検証Hip Fit】はいて1日23分、ながらで使える手軽なヒップトレーニング!SIXPADの女性向けショーツタイプEMSで「ヒップから健康」は叶う?
- 「1年で約6倍」老化スピードが速い人と遅い人、その違いは?美人女医が伝えたい老化を早める3つの原因【医師監修】
- 「一度使ったらやめられない」人気スタイリストも40代編集もリピ買い中の『涼ブラ』って?「滝汗でも不快感なし」「つけ心地がラクなのに~」続々と魅了される理由とは?
- ゲッターズ飯田「引っ越すときに確認すべきたった一つの大切なこと」とは?運気を上げる心構えの基本は
- 57歳「更年期が終わったあと」には何が起きますか?美容ジャーナリスト・小田ユイコさんの場合は