季節の変わり目。血めぐり改善して冷えを解消するコツ3つ
春になりました。だいぶあたたかくなってきましたが、まだまだ朝晩は急に冷え込む時期です。明るいスプリングコートを着て女子会にでかけたり、会社のお花見などと楽しいイベントが多い季節ですが、真冬と違って薄着でいることから、体が気温差に対応できず、逆に冷えが気になるシチュエーションがたくさんあります。だからこそ、春の花冷えにきちんと対策をたてることが必要です。
季節の変わり目だからこそ、血めぐりをアップして冷えを解消するコツを『全身の「血めぐり」改善100のコツ決定版』(主婦の友社)からご紹介します。
体の冷えと血めぐりの関係とは?
イシハラクリニック院長・医学博士の石原結實先生によると、東洋医学には「万病一元、血の汚れから生ず」という言葉があり、血液の汚れがあらゆる病気の原因であるといいます。そして、冷えと食べすぎが血流の滞りと血液の汚れを招くともいいます。体の冷えで血行が悪くなると血液中の老廃物を燃焼できない、そして食べすぎると血液が汚れる、血行が悪くなるという悪循環に陥るからです。
近年、日本人の体温はどんどん下がる傾向にあり、平熱が36.5度ある人はほとんどいないといいますが、体温が1度下がると代謝が12%落ちるといわれます。
改善のためには、食べすぎに気をつけつつ、運動不足や水・体を冷やす作用のある陰性食品のとりすぎ、減塩のしすぎ、湯船ではなくシャワーですます習慣など、体の冷えに直結する習慣をあらためる必要があるのです。
血行を悪化させる「体の冷え」チェックシート
それでは、自分の体が冷えているのかどうか、以下のチェックをしてみましょう。
①水分をとりすぎていませんか?
②入浴をシャワーですませていませんか?
③陰性食品をとりすぎていませんか?
④運動不足ではありませんか?
⑤ストレスが多くありませんか?
⑥薬の飲みすぎではありませんか?
いかがでしたか?石原先生によると、以上の6項目のうち、1項目でも「はい」と答えた方は要注意であるといいます。
次に、血めぐりをアップするためのコツをご紹介します。
1 腹八分目を心がける
石原先生によると、食べすぎは血液中の栄養成分が過剰になったり、老廃物が増加したりして血液の汚れに通じるといいます。常にお腹いっぱい食べてしまうのではなく、意識的に腹八分目を心がけたいものです。
2 血液サラサラ食品をとる
血液の汚れをとりサラサラにする作用がある食品として、ごぼうや大根などの根菜、海藻・魚、大豆などがあるといいます。積極的にとれいれていきたいですね。
3 湯船に体をしずめる
シャワーだけですませてしまうのではなく、湯船に体を沈めて入浴して全身をじっくりとあたためることが血めぐりアップに効果的であるといいます。忙しい毎日だとさっとシャワーを浴びて早く横になりたいところですが、血流をよくして、疲れをとるためにも少しでも湯船につかって温まりたいものです。
春になるとコートも薄く明るい色合いに変えて、軽やかなおしゃれを楽しみたくなります。朝晩の気温差に気をつけながら、季節の変わり目はちょっとした生活の改善で、血めぐりをアップ。万全の体調で新しい季節を楽しみたいものですね。
参考資料・『全身の「血めぐり」改善100のコツ決定版』(主婦の友社)
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