
お育ちがバレます「スマホマナーは?」覚えておきたいテーブル・マナー
『プロトコール』とは、国際社会で円滑に交流し、言葉や文化が異なる人々が平和に心地よく過ごすための決まり事です。テーブル・マナーもまた、敬意を伝える大事な表現です。今回は、皆様がパーティの席でよく悩まれるというテーブルマナーの疑問について(一社)日本プロトコール&マナーズ協会主任講師の松田玲子先生にお聞きしました。【連載/気品を身につけるシンプルな教え#13/スマホマナー編】
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(一社)日本プロトコール&マナーズ協会
テーブル・マナーには生き方と育ち方が現れてしまう
https://www.instagram.com/p/CNp2qSBFXn3/
こちらの写真は2015年にバルモラル城で撮影したロイヤルファミリーの写真です。フィリップ王配がこれまであまり披露することのなかった、ひいおじいちゃまとしての顔の写真がシェアされたものです。
ロイヤルの方々は多くの人に、良い影響を与えることができるように、美意識と責任感を持って美しく振る舞うことを常としていますが、エリザベス女王やフィリップ王配、ウイリアム王子、キャサリン妃もそうです。あらゆる人からお手本を求められる立場の方々ですから、心を高めるための努力を惜しみません。テーブル・マナーもその一つで、その振る舞いは美しく、私たちが学ぶところは多いものです。
テーブル・マナーというのはマナーの中でも奥が深く、しかも多くの約束事があります。ですから、テーブル・マナーには生き方と育ち方が現れてしまうので、大げさのようですが「その人の生きる姿勢」を問われてしまうと心得ておいてもよいですね。
一流レストランやパーティでは撮影の許可を得てから
私たちも、パーティやレストランに行った際には、食事の姿勢を意識しましょう。
自分はお客様である前に、一人の人間であり、その場の一員です。空間を壊す服装や、香水などにも気をつけ、美しいいただき方ができるように日頃から気をつけましょう。
最近多いご質問の中に、「撮影をしていいのでしょうか」ということがあります。
例えば、一流レストランやパーティではVIPの方々がいらっしゃる可能性がありますので、まず、お店の方に撮影の許可を頂いてから撮るようにいたしましょう。
他のお客様がフレームに入らないように撮ることなどの注意が必要です。お料理の写真についても、お店に事前の確認が必要です。
サービスをして頂いたら、その都度「ありがとう」
美しくいただくのはもちろんですが、給仕をしてくださる方への気配りも大切ですね。
出迎えてくださったら軽く会釈することや、アイコンタクトを忘れずに。また、椅子をリードしていただいたり、お料理が運ばれてきたときなど、サービスをしていただいたら、その都度「ありがとう」の気持ちを伝えるのがエチケットです。この、感謝の気持ちを伝えることの大切さは、世界共通です。
このように、プロトコールのテーブルマナーは、文化や宗教への配慮はもとより、同席の方々やサービスをしてくださる方への細やかな気配りも随所にあります。基本にあるものは、相手の方を思いやる心ですね。
>>「グラスに口紅がついたら…」覚えておきたいテーブル・マナー
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