【40代編集部長の婚活記#271】復縁7カ月でわかってきた、彼の「リアルな性格」

2021.10.13 LOVE

これって「優しい」のかな?

ただ話を聞いて相槌を打ったり、時々彼の言っていることを肯定したりしただけのこと。優しいってワケじゃない気もする。

ジェントル「何も言わずに聞いてくれただけでいいの。ありがとう」

何かの提案もしなかったし、対策を考えたりもしない。彼の言葉にうなずいているだけで……正解だったってことかな?

ジェントル「僕が弱音を吐いたりすると、今まで怒られることしかなかったから」

アサミ「怒られる? 誰に?」

ジェントル「母も、前の妻も」

 

「男のくせに」と言われ続けてきたんだ

なるほど……。お付き合いしている中で、彼はお母様とあまり関係がよくなかったことは聞いていたけど。前の奥様もなかなか厳しいかただったってことか。

ジェントル「今日みたいに愚痴なんか言ったら『男のくせに』って怒られることしかなかったから」

アサミ「誰だって愚痴をこぼすことはあるもの。男性とか女性とか関係ないじゃない」

ジェントル「そうだよね。僕もそう思う」

アサミ「だから私には気にせず話して」

ジェントル「でも僕はずっとそれを咎められてきたんだ」

そっか。彼は愚痴をこぼせる相手がいない孤独に、ずっと一人で耐えてきたのかもしれない。

 

彼が耐えてきた「孤独」

守ってあげたい。

そんな言葉が心に浮かんだ。これは母性本能みたいなもの? 繊細で孤独な彼を私が守ってあげたいと思った。その瞬間、彼をふわっと包み込むように抱きしめた。

アサミ「どんなことでも話して。愚痴でも弱音でもなんでもいい。私は怒ったりしないから」

ジェントル「いいの? こんな情けない男でも」

アサミ「そういうところ見せてくれるの、むしろうれしい」

ジェントル「ホント?」

アサミ「話を聞くことくらいしかできないけど」

ジェントル「ありがとう

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク