「あえて落とされる」恋愛戦略? 女医が教える科学的アプローチ

なぜ、好きな女性の香りが忘れられないのか?

これは女性だって男性の好きな香りがあるかもしれません。
香りを嗅ぐということは非常に単純なことなのに、心身への好影響があるからです。

 

そこにはやはり、脳の仕組みが関係しています。人間の大脳は外側に大脳新皮質があり、内側に大脳辺縁系があります。この大脳新皮質は理性を司る新しい脳で、内側の大脳辺縁系は感情や本能、記憶を司ります。

 

香りは脳に直接訴えかける

匂いを感じ取る嗅神経も脳から直接のびる脳神経の一種

 

ですから、香りは脳に直接訴えかけます。しかも、嗅神経は大脳辺縁系の海馬、扁桃体と深く関わっています。海馬は記憶の中枢部位、扁桃体は好き・嫌いを本能的に判断する部位と考えられています。

 

香りによって思い出す記憶、懐かしさ、その香りが好きか嫌いか、心地良いか、といった感情を引き起こすのです。
香りを嗅いで大脳辺縁系が刺激されると、気持ちが落ち着いたり、ストレスが軽減されて自律神経のバランスが保たれるといった理由があるからです。

 

『チュベローズ』の香りを知っていますか?

性欲をかき立てる香りとして有名なのは、『チュベローズ』の香り

オトナの女性なら、ここぞと思う勝負の日の香りとして使ってみるのもいいでしょう。

 

40歳以降になると、それなりに戦略を持って男性を落とさねばなりません。「男性は少量のアルコールが落ちやすい」そして、「香りを残す」。「女性は満腹になると迷走神経が刺激される」。
そのあたりをうまく活用して欲しいと思います。ぜひ、これら科学的な戦略をご参考にしてただけましたら幸いです。

 

 

監修

医師/性交痛外来 富永ペインクリニック院長
富永喜代

日本麻酔科学会認定麻酔科指導医。麻酔科医として全国の総合救命救急病院、高度医療センターで勤務し、延べ2万人を超える臨床麻酔実績を持つ。2008年、愛媛県松山市で富永ペインクリニックを開業。
『性交痛外来』では、4500人の女性の性交痛メール診断を実施。性交痛、デリケートゾーン臭、乾燥が8週間で半減するオリジナルのデリケートゾーンセルフケアマッサージを開発。日本ペインクリニック学会第54回大会、第30回日本性機能学会西部総会で発表する。確かな腕とユニークなキャラクターが人気を呼び、TBS『中居正広の金曜日のスマたちへ』日テレ『メレンゲの気持ち』等テレビ出演多数。肩こり改善メソッド『こりトレ』(文藝春秋)は10万部、『ヘバーデン結節は自分で治せる!』(永岡書店)10万部など、セルフケアにこだわった著書は累計60万部。YouTube『女医 富永喜代の人には言えない痛み相談室』の総再生回数は2000万回を超える。

 

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