「仕入れの方法がわからない」ゼロから始めた店が暗礁を乗り越えるまで

2021.12.05 WORK

パソコンは苦手、でも自分のネットショップを開きたい!

ネットショップの開店方法と運営術をわかりやすく解説し、きちんと利益を出して大きく育てるためのノウハウを実例に基づいて指南する書籍「いちばんわかりやすいネットショップの作り方」。

今回は本書より、輸入子ども服のショップオーナーのお話をお送りします。

SHOP DATA◆ミクロアパートメント
オーナー:40代男性
発信地:福岡県
商材:インポート中心の子ども服、雑貨
ショップ開店:2011年 https://www.microapartment.jp/
国内外からセレクトしたこだわりの子ども服、雑貨、おもちゃのセレクトショップ。福岡市内に実店舗もある。

40代男性の起業。夢のショップ、最初は全然売れなかった……

昔から、好きな服にまつわる仕事をしたいという夢がありました。娘たちがまだ小さかったこともあり、センスのいい子ども服を探しているうちに、自分でも売ってみたいと思い立ったんです。

 

といっても、アパレル関係のキャリアやツテもなく、特別な知識があるわけでもありません。それこそ本屋さんでマニュアル本を買ってきて、会社員として働きながら、何もわからないまま2011年にネットショップをスタートしました。

 

まずは商品を仕入れなければならないのですが、何の実績もない素人ですから、ことごとく断られました。幸い1社だけ取引に応じてくれたので、楽天市場でネットショップを始めました。

 

パソコンの知識もなく、商品を掲載するのもひと苦労。なんとか掲載したものの、最初はまったく売れませんでした。2週間くらいたったころ、仕事を終えて夜中に家でパソコンを開いたら、見たことのない通知がピコン!と入りました。初めてスカートが1着売れたんです。

 

うれしくて、この日のことは今でもよく覚えています。でも、実際に売れるなんて思っていなかったから、発送の仕方もわからない(笑)。急いで配送会社と契約して発送しました。しばらくは数週間に1着くらい売れるような状態で、もちろん大赤字でした。

 

売れ行きを見ながら、メイン商材を念願の子ども服にシフト

しばらくたったころ、扱っていた木製のおもちゃが突然売れ始めました。当時木製のおもちゃは高価で、デザインのすぐれたものがあまりなかったのですが、そんな中で私たちがとり扱っていたブランドが注目されたようです。

 

その後子ども部屋向けのヨーロッパのインテリア雑貨を扱うようになったら、だんだんお客さまが増えてきました。そこから念願だったインポートの子ども服へと、お店のカラーを徐々にシフトさせていきました。4年くらいは会社員をしながらネットショップを運営していました。勤務先からは「仕事をきちんとするなら」と理解を得られたので、感謝しています。

 

もしかしてショップ運営で生計を立てられるかもと思い始めたころ、福岡のショッピングモールからポップアップ出店をしませんかと声をかけてもらったんです。最初は1カ月の約束でしたが、結局半年間やらせていただきました。

 

当時は会社勤め、ネットショップ運営、実店舗出店と三足のわらじでしたから、大変でした。でも、実際にお客さまに会って接客できたことが楽しくて、会社を辞めて実店舗も開くという大きな決心ができました。

 

楽天市場をやめて、独立したネットショップをカラーミーショップで作ったのもそのころです。運営コストが安いというのが大きな理由のひとつですが、ネットショップなのに自由度が高くて実店舗のような雰囲気を出せること、お客さまとの距離が近くなるような感じがするのもメリットでした。

 

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ネットショップの作り方、詳しいハウツーが図解でわかる! これ1冊手にすればもうショップは完成したも同然! 「これから始めてみたい」人ならいますぐ手にすべき。

いちばんわかりやすいネットショップの作り方』1,595円(10%税込)/主婦の友社 

 

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この記事を書いたのは
山崎潤子

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