本気でうんざり!40代の顔のテカりはどう防止すればいい?

気温が上がってくればやってくるのは湿度の高いシーズン。この湿度の高さこそ、日本人の美肌を育んできたものであることは確か。でも過剰に出てくる皮脂や厄介なものでもあります。ベースメイクの崩れの犯人は皮脂なのですから。

そこでアラフォーのための過剰な皮脂対策についてお話します。ポイントも踏まえて上手に快適な肌にしてみませんか。肌にプラスになる皮脂対策もアラフォーには必要です。

アラフォーだとここがポイント!

テカリやメイク崩れの原因になる皮脂はどうすればいいのか、という問題をアラフォーも抱えています。しかし20代と同じ方法では肌が参ってしまうことも確か。そこで押さえるべきポイントはこの4つです。

 

1.肌の水分と油分のバランスをスキンケアで整える。

2.皮脂対策効果のあるメイク下地はピンポイントで使う。

3.メイク直し前はあぶら取り紙よりも新品のメイクスポンジで押さえる。

4.皮脂も限りある肌の資源だという事実も忘れない。

 

4つのどれか1つを行うだけでも、皮脂対策の面倒さは軽くなるはずです。

 

肌そのものを整えなきゃ意味はない

ベースメイクを行うのは肌ですよね。つまり土台を整えないと、どんどん崩れても当然です。つまり水分と油分のバランスが整えられた肌をスキンケアで作る必要があります。ベースメイク前は油分を残したくないかもしれませんが、油分は必要なのです。

 

アラフォーに差し掛かると、肌が乾燥しやすくなる理由は水分量の低下だけではなく、皮脂そのものも減っていくことが原因になります。水分の面から考えると、皮脂は肌に取って水分を守りつつ、刺激から守るラップのようなものと考えてもいいでしょう。

 

ベースメイクが崩れにくい肌とは水分量を守れる肌です。減っている水分をより守ろうと、過剰に皮脂を出させないためにも油分を補うことがアラフォーの肌には欠かせません。そのためスキンケアで肌の水分と油分を整える必要があります。

 

なおベースメイク前にローションパックで肌の温度を下げつつ水分補給…というやり方は肌の温度が上がると一気に皮脂が出過ぎるのでおすすめしません。あくまでもローションパックはスキンケアのステップをなじみやすくさせるものでしかないのです。

 

だから

 

1.肌の水分と油分のバランスをスキンケアで整える。

 

ベースメイク前のスキンケアのステップは軽くても大丈夫です。しかしベーシックなルールを守ってください。

 

メイク下地は便利なアイテムだから「自分向け」に使う

湿度が上がり、それに伴って皮脂の分泌が増えるシーズンに役立つのが皮脂対策効果のあるメイク下地。毛穴カバーの効果を持つものも多く便利なアイテムだから、上手に使いたいものですよね。便利ではありますが、顔すべてに使うのはいい方法ではありません。

 

アラフォーの水分と油分のバランスや皮脂が出やすくなるパーツが変わる肌なら、ピンポイントで皮脂対策効果のあるメイク下地使うべきです。これは顔全体で皮脂は出てきても、乾燥しやすいという厄介な部分も出始めることが理由になります。

 

額と鼻にかけてのTゾーンは皮脂の分泌が過剰でベースメイクが崩れやすいパーツですが、その中でも特に皮脂が多い部分だけにピンポイントで使うことが大事です。漠然とTゾーン全体に使うより、圧倒的にベースメイクも崩れにくく、仕上がりもきれいになります。

 

便利なアイテムこそ、過信せずに自分にふさわしく使うべきものなのです。特に自分の肌や髪がどういうタイプなのかを把握しているアラフォーなら、賢い使い方で最大限の効果を引き出すことが皮脂対策では重要になります。

 

だから

 

2.皮脂対策効果のあるメイク下地はピンポイントで使う。

 

皮脂対策効果のあるメイク下地を過剰に使っても、ベースメイクの仕上がりにはマイナス。ピンポイントでも充分効果はあるのですから、自分に合う使い方を選ぶことも大切です。

 

浮き出る皮脂を優しく押さえるには?

 

あぶら取り紙は皮脂が浮きやすい方や湿度の高いシーズンに欠かせない!という方も多いですよね。メイクポーチに必ず常備しているという方も多いでしょう。確かに皮脂を浮かせたままベースメイクをするのは崩れをリカバリーできないやり方です。

 

でもアラフォーの肌にあぶら取り紙はいささか乱暴でもあります。理由は皮脂を取りすぎて、逆に過剰に分泌させる原因になるからです。また汗と混ざった皮脂をあぶら取り紙で押さえるのは肌に残ってほしい水分までも吸収させてしまいます。

 

肌のこととベースメイクのリカバリーをきれいにすることを考えての皮脂を押さえて拭う方法なら、新品のメイクスポンジで軽く押さえる方法がおすすめです。きちんと皮脂をほどよく吸収しますし、汗も肌の水分を残しながら押さえられます。

 

現在はドラッグストアにお手頃価格で使いやすいメイクスポンジが販売されているので、こうしたものを使い捨てにしていくといいでしょう。衛生面や品質の面からも洗って再利用せず、使い捨てにするほうが湿度の高いシーズンにはおすすめです。

 

だから

 

3.メイク直し前はあぶら取り紙よりも新品のメイクスポンジで押さえる。

 

一見、もったいないと感じるかもしれませんが、肌の健康も考えると高くはありません。

 

極上のツヤ肌は自前の皮脂でしか生み出せない

べたつくから嫌、ベースメイクが崩れるから嫌、と多くの方は自分の皮脂が邪魔だと感じているかもしれません。しかし皮脂は肌を美しく見せつつ、刺激から守り、肌内部の水分を守るために重要な役割をはたしています。

 

また上品なツヤ肌も自前の皮脂があってこそできあがるものなのです。いくらベースメイクで使用するファンデーションやフェイスパウダー、チークが進化していっても、ナチュラルなツヤ感に関してはほどよい量の皮脂に敵いません。

 

しかも年齢を重ねていくごとに皮脂そのものは減っていきます。つまり限られた資源なのです。スキンケアで過剰な皮脂を減らすことより、どううまくつきあうかも考えましょう。

 

出過ぎていると思いやすい皮脂を押さえこまずに、上手に使いこなすこともアラフォーには欠かせないこと。なおベースメイクが皮脂で崩れた際のリカバリーはフェイスパウダーを軽く重ねるだけのほうが簡単で、しかも皮脂をうまく利用できる方法です。

 

だから

 

4.皮脂も限りある肌の資源だという事実も忘れない。

 

湿度の高いシーズンは過剰な皮脂との戦いと思いやすいものですが、味方にもできると考えるだけで上手に肌にプラスの方法で対策が可能になります。

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