【40代編集長の婚活記#45】結婚できない40代独女「モトカレ」が別の存在に変わる!?

2017.06.14 LOVE

モトカレの指摘には説得力がある⁉

返す言葉がなかった。確かにその通りだった。そして似たようなことを別の人に言われたことを思い出した。

ホワイト「わかったよ。キミはそうやってあれもダメ、これもダメって決めつけているから、結婚できないんだろうね」

【40代編集長の婚活記36】より)

 

いま思い出すと、ホワイトさんはものすごく核心をついていたんだな。さすが、55歳。

そしてふいに「馬には乗ってみよ人には添うてみよ」ということわざを思い出した。昔に読んだ少女マンガのヒロインが、結婚相手のことについて周囲にそう諭されていたな。人に沿うてみる……恋愛において私はこれを放棄している。

モトカレ「条件とかじゃなくて、相手と一緒にいてどうなのかとか、そういうところをもっと考えてみようよ」

アサミ「うん……。以前、同じようなことを他の人にも言われたのね。そのときはムカッとしたけど……よく考えたら、そうね」

モトカレ「意外とわかんないよ? 子どもが可愛く思えてくるかもしれないし」

アサミ「そこまではわかんないけど、でもそうね。条件とか、それで測れるものじゃないのかもね」

ふと彼が目線を遠くに外してから、にっこり微笑んでこう言った。

モトカレ「なんか、前よりガンコじゃなくなったね」

アサミ「そう? だいぶ言いたい放題言ったから……スッキリした。気心知れてる相手だから婚活相談をしやすいのかも(笑)」

モトカレ「それはよかった。やっぱり言いたいこと言える相手って、いいよね」

アサミ「そうね。女友達には何人かいるけど、いい男友達ができた感じだわ」

モトカレ「僕も。やっぱり気を使わないし、今日は楽しかったよ」

 

モトカレから、婚活相談ができる男友達へ

その夜は、それで終わった。友達としてまた会おうと改めて連絡先を交換した。ホントに友達としてだし、婚活の相談相手でもあるし。久しぶりのモトカレとの会話は、10年のブランクをまったく感じさせないくらい、気が楽だった。

モトカレから再び連絡がきたのは、約1週間後だった。

モトカレ「今日の夜、時間ある? また婚活情報教えてくれない?」

仕事が忙しい時期だったが、「ちょっと夜遅めスタートでもよければ大丈夫よ」と返した。すると22時に代々木上原でどうかときたので私は「OK」とだけ、返信した。

 

【モトカレからのお誘い。また婚活相談しようかな! って実は違う話に?】

恋愛ベタな独女が、婚活で出会う男性とうまくいかない理由【40代編集長の婚活記#46】

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【40代編集長の婚活記#44】結婚できない40女の「モトカレ」問題

 

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